晴れないので「地上の星」

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新月期の5月20日一般的な天気予報は「晴」マーク、しかしGPV天気予報の雲の動きを見ると微妙。
というのも仲間内で「次の新月期は開田高原で星見&BBQ」と盛り上がっていました。
しかしこのGPVではどうにも無理っぽい! ではホームの旭高原はどうか?同様に雲がとれることはなさそうな感じ。名古屋市内の自宅ではきれいに晴れているのだが。と思っているとLineで「太陽面が超にぎやかですよ~」とのこと。昨年マンションに引っ越してからはこの時期の太陽の位置だとベランダは上の階のベランダに遮られ、西側のルーフバルコニーではまだ建物の日陰になっている。南西角にZERO経緯台にLUNT太陽望遠鏡をセットして日が当たるのを待に、10時過ぎにやっと見えました。
「おお~3方向に大きなプロミネンス!活動領域も白く光っている!!」しばらく眺めているとアトラクス赤道儀の位置も日向になってきたのでバランスウェイトを小さいの1つだけにしてLUNT太陽望遠鏡を載せて記録として1枚。

名古屋市内がこれだけきれいに晴れていれば元気村なら何とかなるかも~と気ままのLineグループに出撃予告、しかし反応がないな~。
以前の家に置いてあるドブを積み込み、星空写真の準備も積み込み晴れを期待して出撃!!

現地に到着してみるとやはり誰もいないし雲が多い。

とりあえず事務所に挨拶に行き、駐車場の使用許可をいただき望遠鏡をセット。
そうこうしていると気ままに星空観望仲間の御大お二方がおいでになり、3人でノンアルビールで乾杯!

実は双眼装置にナグラーズームとSV215を入れて球状星団が見てみたかったのです。
遠くの鉄塔でピントの確認はしましたが、金星やアークトゥルスが見える程度で願いかなわず21時に撤収。
山を下りたゲンジボタルのポイントに寄ってみましたが、さすがにまだ1匹も出ていませんでした。その代わりにカエルの大合唱を動画でどうぞ(笑)

このままカエル(帰る)のもしゃくなので、相生山でヒメボタルを見てこよう!
ホーム元気村から名古屋市の相生山までは約1時間で到着、1年ぶりの相生山オアシスの森。

ヒメボタルは夜半過ぎから~と思っていましたが、到着した23時にはすでにたくさん光っている。
遊歩道を歩いていくと土曜日だけあってさすがに人が多く、カメラマンもたくさんいる。
しかし凄いのは皆さん懐中電灯なしで森の中を歩いていくんです。空が開けていると足元も何とか見えるんですが、森で木がかぶさっているところではかなり暗順応しないと足元が見えません。段差もあるので結構危険かもしれません。たまに家族連れなどがライトで前方を照らして歩いてくると「ライト消せ!!」とカメラマンが怒鳴ります。だから点けられないのかもしれませんが、ハンカチなどで包んで暗くして足元だけを照らして安全に~と言ってあげたくなります。
そしていつも気になるのが立ち入り禁止の柵の中で光るカメラのモニターをたまに見かけることです、まったくぅ~。
こんな道を進みます。

コケることなく竹林に到着し見回すと50匹くらいは光って飛んでいます。これも毎度のことですがファインダーを覗いても暗くてピントがわからず適当にエィヤァでISO3200で10秒露光。

少なく見えますがヒメボタルは「パッパッパッ」と点滅が鋭く速いのでイルミネーションのように美しく見えます。動画だとこんな感じです。

先ほどに10秒露光を5分ほど続けて30枚を比較明合成するとこんなに一杯のホタルに。

10分60枚にすると「わぁ~!!」やりすぎ~。

レンズはシグマ30㎜ F1.4のスターリンク衛星を動画で撮るための明るいレンズを使っています。
こちらは11㎜ F2.8ですがISO6400で15秒露光を30枚比較明合成。

もう少し奥へ移動してみます。

おや?ヒメボタルではないような光跡がありますね。近くに川はないはずですが~。

どれも20~30枚を合成しています。実際にはこんなにたくさんいませんが、あちこちで速く鋭く点滅しながら飛んでいるので写真とは全く違って見えます。星と同様にこれもぜひ生でみていただきたいと思います。

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