先日特に欲しいものがあるわけではないが、当地名古屋の望遠鏡販売店の「スコーピオ」さんに寄ってみた。最近の望遠鏡にはあまりそそられることなく中古を見ていると何やら青い鏡筒が目に入った。
SkyWatcherなどの大陸製の望遠鏡が台頭してくる以前にビクセンが取り扱っていた中国製のマクストフカセグレンです。このころもう一回り小さい「バイパー」というジョイスティックでコントロールするような経緯台に乗った9㎝マクカセもありました。
過去に小口径のちょい見用のマクカセはミードの90と105、SkyWatcherの127を使ったことはありました。ミードは想像通りの見え味でしたがミラーシフトが大きく私の中では不満足であり、SkyWatcherは想像以上によく見えていましたが、何か魅力に欠けていたのか今は手元にありません。
以前にスコーピオさんを訪れたときにはかなり古いセレストロンのC5があって「ちょっと魅力的で欲しいぞ!」と悩んでいましたが、次に訪れたときにはなくなっていてガッカリしながらも「よかった~」と思っていました。そんなわけで今回はビクセン扱いの中国製のマクストフを持ち帰ることにしました。

どこにもビクセンなんて書いてなく、口径127㎜・焦点距離1500㎜・F11.8、全長40㎝程のお手軽な鏡筒です。
さてこれをSP-DXに載せて少し観望をしてみます。


まず光軸のチェックのためアークトゥルスで内外像を見てみましょう。
驚いたことに7㎜のアイピースで214倍で見ると実にきれいな内外像が見え、光軸もピッタリきていました。この「ちっこいマクカセ良く見えそう~」と思わせてくれました。
その内外像をBORGコンパクトエクステンダーメタルを入れ、ZWO ASI290MCで撮ってみました。
焦点像はこんな感じで見えていました。
これは土星を見るのが楽しみですが、残念ながら曇ってしまい次回にお預けとなりました。
私の望遠鏡たちは40㎝ドブ以外はすべて何かしらのケースに収まっています。というの以前に「子供のころに欲しかった古スコ」を集めていたときそうそうたる望遠鏡はすべて立派な木箱に収められており、「望遠鏡たるものは箱に入っているもの」と思うようになっていました。まあその方が取り扱いや運搬にも便利ですよね。
というわけで、この望遠鏡にもケースが必要になり、まずはホームセンターの工具箱を物色するもこれというものは見つからず。ネットショッピングで見てみるとピッタリのアルミケースが見つかりました。3580円+送料600円か~と思って見ていると同じものがホームセンターコーナンにあり3000円ちょっと!しかもネットショッピングで店舗受け取りにすると5%OFF!!で「ポチッ」。翌日にはお引取りの準備ができました~とメールが来て店舗で受け取り2900円ほどでマクカセのケースが準備できました。



これで良し!
5月の引越しに合わせてたくさんの機材を処分して、かなり身軽になったはずなのに早くも1つふえてしまったとさ~(笑)




コメント
ご存じのように、私もマクストフカセグレンで遊んでいます。
というか、重量級のSHARPSTARを出すのが手間なだけですが…。
しかし、このケースいいですねぇ。
SKYMAXの鏡筒は布製のバッグがあるので良いのですが、こんな立派なケースがそんなに安いとは…。
どちらのホームセンターでしたでしょうか?
こんにちは~。
このケースはコーナンで購入しました。
このサイズは一般的なようで、カインズとかビバでもあったと思います。
私はどうもケースに入れないと気が済まないようで~(笑)
初めまして。
これまで天体観測の経験が全く無かったのですが、他界した父親が残した望遠鏡の使い方を我流で調べ始めたら天体にハマり始めている者です。
ところで、父の遺品は古いビクセンのGP赤道儀に型番メーカーがわからない鏡筒が乗っていたのですが、偶然こちら様を拝見したら、なんと同じ青い鏡筒!唯一の銘板も全く同じ!
おかげさまでビクセンの中国製?(OEMか何かでしょうか?)ということがわかり、ありがとうございました。
ひとつ教えていただきたいのですが、付いていた接眼レンズがLV20mm、月面は難なく、土星も小さく輪付きで見られました。
ただ欲が深まり、より大きく鮮明な土星や、木星も観測したいと思います。
10mm前後のレンズ購入を考えておりましたが、主様は7mmでも難なく性能を発揮されている様子ですので、7でも行けちゃうのかなと。
主観で結構ですので、アドバイスいただけませんでしょうか。
クラック毅さま
ようこそ~お越しくださいました!
そしてお父様は素晴らしいものを残されましたね。
私のものと同じであればビクセンがOEMで出していたマクストフカセグレン「MK127L」です。
ほんの1ロット分くらい出してすぐになくなってしまった記憶です。
しかし、良く見える鏡筒だと思っています。
現在SkyWatcherから出ている「SKYMAX127(MAK127SP)」と同等品です。
LV20㎜の接眼レンズだと、望遠鏡の焦点距離が1500㎜なので接眼レンズの焦点距離20㎜で割ると倍率75倍になります。
10㎜であれば150倍、7㎜であれば214倍になります。
基本的には口径127㎜であれば127倍程度が適正倍率と言われますが、この望遠鏡は200倍でも耐えると思いますが、まずは10㎜で150倍をお勧めします。
倍率が高くなると望遠鏡の光軸と気流に影響さるのと、倍率が高い分像が暗くなります。
また、モータードライブが付いていれば良いのですが、それがないと倍率を上げると地球の自転で視野から出て行ってしまうのが早くなります。
秋から冬にかけて気流の悪い日が多くなりますので、倍率を上げても期待するほどよく見えないかもしれません。
接眼レンズも上を見ればきりがありませんが、まずはこのあたりが気持ちよく覗けるものとして良いかもしれません。
http://www.kasai-trading.jp/superwideangle.htm
こんな便利なズームアイピースもあります。
https://www.svbony.jp/products/sv245-zoom-eyepiece
ぜひお父様の残された望遠鏡を活躍させてあげてください。
また何かありましたらいつでもお尋ねください。
Taizo様
お返事ありがとうございました。5年前に父が亡くなると何故かバランスウェイトが無い望遠鏡一式が取り残されており、誰も詳細も知らず取説も無かった為、弔い半分徐々に沼りつつ完全体にしようと動いている話です。アイピースも20mmしかなかったのですが、当面は木星と衛星を見たいので、仰る通り10mm狙いで行きます。
しかし、始めてみると月や土星が視界からどんどん逃げていくことなど「地球は本当に回っているんだ」と改めて気づかされたり、あと天体観測を趣味にしている人少なっ!!とか、日々刺激を受けています。
Taizo様はじめ親切な先輩方に頼りつつ、またもし自分もこれを続けて行った場合は新参さんにを導けるよう、楽しくやっていきたいですね。
これからも拝見しつつ応援してまいります。
クラック毅さま こんにちは
バランスウエイトがなかったんですね、ないままだとクランプを緩めた瞬間に望遠鏡が回転しぶつけて壊れる可能性がありますので、GPは極軸を垂直に立てて経緯台として使うこともできると思います。
そうすることで軸が水平・垂直に動きますので案外使いやすいかと思います。
モータードライブが必要になれば、中国製のSkyWatcherのEQ5用のものがそのままジャストフィットするはずです。
ご参考程度に。
お父様が遺された機材がきっかけで、天文に興味を持っていただけたことを私は嬉しく思います。
大切に使ってあげてくださいね。