2022年の星果

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2022年も残すところ数日で終わってしまいますね~今年も夏以降晴れる日が少なく、晴れても気流が悪く去年・一昨年のような惑星面を見ることができなかったのが少し悔やまれます。
しかし今年も何枚が雑誌に掲載していただけました。

星ナビ

星ナビ2月号は「星ナビひろば」のコーナーで勝川駅前観望会の様子を載せていただきました。

JR中央線の勝川駅前の広場で観望会をやってほしいと友人からの依頼で行いましたが、残念ながら曇って月も見ることができませんでした。
いらっしゃった方々には何か望遠鏡で見ていただこうと月のルームランプと縁日で売っているようなピカピカ光るタコのおもちゃを遠くに置いて望遠鏡で見ていただきました。これが子供たちに大ウケでした。

星ナビ4月号は金星の内合を載せていただきました。

内合の1月9日と前後1日と1週間前と1週間後の5枚組にしました。極めて太陽に近く、望遠鏡の口径の半分くらいまで遮光版でケラレていましたが安全第一で撮りました。このころの金星は非常に大きく望遠鏡のファインダーでも三日月状に見えていました。
ただし太陽の近くは危険を伴いますのでマネをしないようにお願いいたします。

星ナビ7月号は再び「星ナビひろば」にJR中央線勝川駅前でのリベンジ観望会で載せていただきました。

この時は幸い晴れて大勢の方々に月を見ていただき、月をスマホで撮影して大変喜んでいただけました。そしてこの時の出会いがこの後の小学校で600人規模の観望会につながりました。

星ナビ11月号は3つの波長で見た木星です。

今年の夏は晴れても気流が悪く「これぞ!」という惑星がなく、やむを得ず近赤外・メタンバンドの組み写真で応募し拾っていただきました。

星ナビ12月号は中国の宇宙ステーション「天宮」を捕らえたものです。

上のISS火星面通過はISS友Mさんの写真で、右ページには静岡のKさんの地球の影の中のISSを捕らえた写真が掲載されていて、「人工天体3馬鹿野郎」そろい踏みでした。
そしてこの号の本文中にも「シリウスB」の写真を使っていただきました。

シリウスBチャレンジ」に報告した写真を使っていただきました。

天文ガイド

天文ガイド9月号には偶然にも撮れた太陽フレアの様子の組み写真を載せていただきました。

太陽面の活動領域が明るく光っていればフレアだと気づきますが、フレアはいつ起こるかわからないので観測機会を増やすしかありません。これから太陽活動がもっと活発になれば大きなフレアを捕らえるチャンスが増えることでしょう。

天文ガイド10月号はISS木星面通過です。

よくぞ撮影!のありがたいコメントと共に「努力賞」をいただきました。
これは前日からの雨が上がり、瀬戸駅前の公園に車を停めて中心線上へ機材を台車で運び、霧が出ているベタベタの中で撮ったものです。その苦労が報われました!

天文ガイド2023年1月号ではISS友Mさんが星ナビに掲載されたのと同じ「ISS火星面通過」を載せていただきました。

実はこの時は夜明け前の4時過ぎの通過でしたが、「咳がでるなぁ~」と思いながらISSの通過を待っていました。その後帰宅し熱が出て発熱外来に電話で予約し行って検査したところ見事に「コロナ陽性」となってしまいました。カロナールで翌日には熱が下がりすっかり回復しましたが、1週間自宅から1歩も出ることなく太陽や惑星を見たり、プライムビデオやネットフリックスにも大変お世話になりました。

今年もこんなに拾い上げていただきました星ナビ編集部の皆様、天文ガイド編集部の皆様、本当にありがとうございました。

私は眼視がメインで写真は記録程度で良いと思っていましたが、ここ2・3年はなんだかんだとカメラが増えて多少ましな写真を撮ろうと努力をするようになってきました。
しかし時間をかけた画像処理などは苦痛でやる気にはなれなくて、なのでこのあたりが限界なのかも~ってよく思います。まあ遊びですから~楽しくなければやらないし、実は惑星の高度な画像処理もやったら楽しいのかもしれませんね。来年は新しい楽しさを探しにこのあたりもちょっとかじってみる余裕が欲しいかな。でも根本は「いいかげんがちょうどいい!」

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