メキシコ皆既日食遠征機材 Part2

天体望遠鏡
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最近になってわかったことはメキシコの入国審査でカメラ2台・双眼鏡1台・望遠鏡1台以上の機材を持ち込む場合は販売目的とみなされ16%の課税されるらしい。
しかし私が予定している持ち込み機材は一眼レフカメラを2台、コンパクトデジカメを1台、双眼鏡1台、望遠鏡を2台です。とするとカメラ1台と望遠鏡1台が課税対象になります。古い機材で大した価値はないかと思いますが、それでもちょっと気がかりではあります。奥の手がないこともないのですが~(笑)

とりあえず今日は電池の持ち具合を試してみます。
Mark-Xの極軸体に先日作ったプレートを装着し、直焦点撮影のBORG71FL+EOS80D、動画撮影のソニーDCS-HX400V、眼視用のBORG45EDⅡを載せて3日使う前提で単3電池8本でいけるのかどうかをテストしてみました。 普段よく使っている5本100円のダイソーの電池はちょっと不安なので奮発してパナソニックのEVOLTA-NEOを選びました。

結果は4時間くらいで液晶パネルのライトが点滅し始めましたが、その後8時間は問題なく動いていました。そのままの状態で寝てしまったのですが朝起きて確認すると、おそらくあと4時間くらい動いて止まってしまった感じでした。単3のEVOLTA-NEO8本で12時間は大丈夫そうなことがわかりました。
なので予備を含めて単3EVOLTA-NEO16本持っていけば心配はなさそうです。

日食観測地に3泊の予定で、標高2500mであたりになにもなさそうなところで新月とあらば星空も期待できそう。そして北緯23度50分なので日本最南端の波照間島よりもわずかに南になるということは西表島で見た南十字やエータカリーナがもう少し高い位置に来て見える可能性が十分あることになります。そして日食後は観光で南下していくのである。そうとあらば少なくとも赤道儀の電池は用意しない手はない。
または星空用に単3電池2本で動くポラリエを持っていくのもありかもしれない。

そして眼視用のBORG45EDⅡのアイピースも悩ましいところだ。先日までは安価な正立プリズムにSV-BONYの3~8㎜ズームのつもりでいましたが、黒点を見ると明らかにキレが悪いのに気が付いてしまい、試しに銀ミラーのEMSを使ったら見違えるほど素晴らしい!
であればついでにアイピースも見直してそれほど重くないこの2本に変更。

7㎜で46倍、12㎜で27倍、これに10倍の双眼鏡で完璧なはず! 双眼鏡は皆既中しか使わないので減光フィルターはなしだが、BORG45EDⅡは部分食の進行状況を見るので減光フィルターは装着し念のためUV/IRカットフィルターも入れておく。

BORG71FLはサウザンドオークス社製のガラスに金属メッキをした減光フィルターが対物レンズにかぶせてあり、皆既直前に一瞬で外すことが可能です。
動画用のコンパクトデジカメと眼視用のBORG45EDⅡはこちらもサウザンドオークス社製のフイルムタイプの減光フィルターをケンコーのテクニカルホルダーに入れてあり、こちらも皆既直前にワンタッチで外すことが可能です。このテクニカルホルダーの優れたところは外した後、置いたところを忘れることなく第3接食と同時に装着が可能なことではあるが、いまだ役に立ったことはなし(笑)。

あとはこのハーフピラーをなしにして少しでも軽量化をするかどうかを検討中。

そしてもう1台の一眼レフEOS6Dは日食全工程をワイドレンズで記録するため、固定撮影用カメラ三脚と減光フィルター、インターバルタイマーですべてかな~。

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