ISS 天頂通過

人工衛星
スポンサーリンク

2月17日5時47分CSS中国宇宙ステーション「天宮」が北の空を通過し、東の空で見えなくなったと同時に南西の空でISS国際宇宙ステーションが昇ってきているという宇宙ステーションのダブル通過予報です。

中国の宇宙ステーション「天宮」は仰角40度・距離584kmとかなり厳しい条件ですが、ISS国際宇宙ステーションは仰角88度・距離415kmと絶好のチャンスです。
というわけで昨晩のうちに準備をして、5時半に目覚ましをかけて早起きをしました。
問題はピント合わせですが、幸い南東の低いところに月齢26の月が見えていましたので、早速ピントを合わせます。
一晩外に置いてあった望遠鏡は冷え冷えで順応は完璧です。

折角なのでその月も撮っておきました。
さてしっかりピントを合わせたところで、そっと望遠鏡を経緯台に載せ替えて準備完了。
iPhoneのSpaceStation ARで通過時間を確認すると見え初めまでに1分少々、ピント合わせに時間がかかりました。
西の空から中国の宇宙ステーション「天宮」が見え初め高度が上がって明るく見えてきたところから追跡開始! 北極星の上を通過したあたりでマンションの壁面に隠れました。すかさず望遠鏡を南西に向けISS国際宇宙ステーションを待ちます。
数分待ったところでISS国際宇宙ステーションが見えてきました、仰角30度を超えたあたりから追跡を開始。
ああ~やっぱり経緯台だと80度あたりから追跡が難しいというか全然追えない~諦めて見上げて見送りましょう~そして天頂を過ぎたあたりでマンションの壁面に隠されました。

さあその成果はいかに~。
まずはCSS 中国の宇宙ステーション「天宮」です。

なんだぁ~こりゃあ!
飛行機のような形に見えますが、これが「天宮」です。飛行機の翼のように見える部分の両端に大きな太陽電池パネルがあるのですが、それが光っていませんでした。
ちょっと仰角が低く、距離がありすぎました。

続いてISS国際宇宙ステーションです。写っていたコマをつなぎ合わせた動画です。

おお~!さすがに天頂通過だけあって距離も近く、ステーション自体も大きく迫力があります。

望遠鏡を片付けているともうすっかり夜明けです。
かなり夜明けが早くなってきましたね。最後に地球照の美しい月齢26の月をiPhoneでパチリ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました