火星が最接近から1か月が経ち視直径も18秒程度になってきました。まだまだ大きく気流が良ければ十分に表面の様子が見えます。11月12日18:30ころ気流も良さそうなので望遠鏡を火星に向けました。
まずはじっくり眼視220倍で眺めます。南極冠も小さいがしっかり見え観察・撮影には十分、と思っていると見慣れない明るい部分が目につきました。明るさは極冠並みに明るいが黄色っぽいので雲ではなさそう。もしかするとダストストームか? オーロラ湾とクリュセ平原の間当たりの水色で囲った部分がそれです。
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ダストストームといえば2年前の火星大接近の時に5月ごろに発生した砂嵐があっという間に火星全域に広がり8月の大接近の時にはただの黄色っぽい球でほとんど表面は見えていませんでした。その時の火星はこんな感じで写真でこそうっすらと模様が見える程度でした。
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翌日朝あちこち見てみると、ダストストーム発生の報告がFacebookに上がっていました。
と同時に11日には何もななかったそうです。「やっぱりそうだったのか~」とその広がりを確認するべく、13日も帰宅早々に望遠鏡のファンを全開で順応させ火星に向けました。
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眼視で見る限りは昨日ほどの明るさもなく、なんだかもやっと広がった程度かと思っていました。ところが写真を撮ってみると「なんじゃこりゃあ~」マリネリス渓谷に流れ込んでいるのか?そのおかげで谷が浮かび上がって見えているような!なんとも面白い!
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良く見るとここに何かある!竜巻とかだったらもっと面白いのになぁ~何だろう!
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10月6日の最接近の火星ですが、ちょうど同じ地形が見えていました。
さて、今日もどうなっているのか確認の必要があります。今日は仲間たちといつもの観望地で40㎝で確認したいと思います。(ここまでの火星はセレストロンC-11によるものです。)
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