6月29日、梅雨の晴れ間が広がりました。
SNSを眺めていると太陽面に大きな黒点が出ている様子、Hα太陽望遠鏡より可視光で見た方がおもしろいかも。 久しぶりにTOA-130を使ってみましょう。


大きく目立つ黒点群が2つと小さい黒点群が2つ見えています。
1つずつ拡大してみてみます。
活動領域4479です。

続いて活動領域4478

右の方の小さい黒点群は活動領域4475です。

中央下の方の黒点群は活動領域4477と右側のちょっと大きい方が4480です。

もうこの時期の太陽観測は暑くて厳しくなってきました。
やはりHαはパスしましょう!
夕方になって雲もなくなり、きれいに晴れています。

シーイングも良いかもしれないので、ミューロン180に載せ替えて金星を眺めてみます。
まずはカラーで見てみます。

半月よりはちょっと太く見えていました。
10月22日の内合に向けて徐々に細く大きく見えるようになっていきます。
雲の様子を見るにはこのくらいの太さがちょうど良いかもしれません。
紫外線フィルター「VENUS-U」を使って撮るとこのように雲の様子が見えてきます。

赤外線フィルター「IR685」ではわずかに濃淡がわかる程度です。

そしてUV画像をBに、IR画像をRに、UV+IRをGに割り当ててRGBカラー合成をするとこんな金星が浮かび上がってきます。

金星が沈むころになると満月が南東の空で昇ってきていました。
6月30日午前8時57分にとなり、6月の満月は「ストロベリームーン」というらしいです。
この時期の満月は南中になっても高度は低く、薄雲が出てきたのかモヤの中にいる感じです。
太陽を撮影した時と同じTOA-130にして満月を撮影します。

30日0時03分の満月9時間前のほぼ満月です。
またこの満月は12時方向から1時方向の地形が秤動によって見やすいと教えていただいたので北極からフンボルト海あたりを眺めてみます。

そして太陽と月を同じ機材で撮影してみたので並べてみました。

太陽の方がやや大きく見えますね! 実際に重ね合わせるとこうなります。

わずかに太陽の方が大きく、この状態で日食になると太陽の一部がはみ出した金環日食になります。
これは2012年5月21日に日本で見られた金環日食です。

日本でこのような金環日食が見られるのは、4年後の2030年6月1日で、北海道で見られます。
逆に太陽より月の方が少し大きければこのような皆既日食となります。

この写真は2024年4月8日メキシコで見た皆既日食です。
次の次の新月、8月12日はグリーンランド、アイスランド、スペイン北部、ポルトガル北東部で皆既日食となります。
そして日本で皆既日食が見られるのは9年後の2035年9月2日、能登半島、富山県、新潟県、長野県、群馬県、栃木県、茨城県を通るライン上で起こります。
それまでは元気でしっかり見届けたいものです。



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