ふたご座流星群

星空
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毎年安定してたくさんの流星が見られるふたご座流星群ですが、2023年のふたご座流星群は12月15日4時頃の極大となり、月の影響もなく最高の条件で見ることができそうと期待をしていました。ところが生憎の天気予報で、極大1日前の13日~14日に何とかするしかない。しかし空の暗いところまで遠征するほどもないかと思い、自宅でカメラをセットしました。
13日はすっきり快晴で一日ズレたらどんなに良かったことか~。
さて自宅では強烈に空が明るいために流星を捉えるための条件の明るいレンズと高感度は使うことができず、ISO800 F3.5に絞り 露出5秒で明るい火球くらいなら捉えることができるかも~と12時間撮影を続けました。カメラのバッテリーでは12時間は到底持たないので外部電源を使います。
13日17時45分~14日5時45分までの12時間で7679枚撮れていて、それを比較明合成してみました。

途中でかなり雲が出ているようですが、北極星は綺麗に半周しています。 その北極星の右下に小さなひっかき傷のような斜めの線がありますがこれは流星です。

しかし何と飛行機の通過が多いのだろうか! 
そして一瞬流星か?と思うようなこんなのや

こんなのが写っています。

しかし残念ながらこれらは流星ではなく人工衛星です。フレアと言われるもので太陽光を強く反射した時に明るく光る現象です。
この2枚目の写真は光が6つに途切れていますので30秒間光っていたことがわかります。
しかし残念ながら大きな火球は出現しなかったようです。

次に常に流星などを監視するためにATOMcamという監視カメラをベランダに設置してあります。このカメラは動くものを検知するとその動画をスマホに送ってくれる優れものです。しかし毎日のように送られてくるのは鳥・虫・雲ばかりで流星は過去3回だけでした。その様子はこちらです。
そのATOMcamから送られてきたものを見ると今回も雲ばかりでした。であればATOMcamの中のSDカードを直接見るしかありません。

左下にオリオン座があり、画面中央上がふたご座です。 オリオン座上あたりを流れます。

右下に流れました。

中央下を流れました。

右下の方を流れています。

左の方を流れています。

右上の方を下に向かって流れています。これはふたご群ではなく散在流星です。

右下を小さいのが流れています。
少し見ただけでも通知は来ないがこれだけの数が写っていました。
極大の24時間前でこれだけ写っているってことは、晴れていたら15日0時頃からはきっと素晴らしい流星群が見れたことでしょう。 流星の電波観測をしている友人はどんな結果だったのだろうか?

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