木星・土星・天王星・海王星・月

土星
スポンサーリンク

9月2日 日本付近に3つの台風があり、週末から来週はずっと天気が悪そうなので晴れる可能性があるうちに見ておかねばいけない。そして台風が通過した後は秋の空気に入れ替わらないとも限らない。
深夜2時に目覚ましを掛けて起きると、満月を過ぎたばかりの月が煌々と光り快星でした~良かった!

土星

衝を過ぎたばかりの土星ですが、2時には西に傾ているので大急ぎで望遠鏡を向けてみます。

ちょっと遅かったようで、かなり揺らめいていました。もう少し早い時間に見るべきでした。

海王星

今シーズン初の海王星です。手動で導入するのは大変なので、E-ZEUSUの自動導入で土星を基準にして導入します。

青い円盤状に見えるだけですが、露光時間を長くすると衛星トリトンが見えてきます。 実は撮っていたんですが失敗していました。

木星

まだ今シーズン4回目の木星です。 大赤斑が正面を過ぎて見えなくなる前に~と急いでいて海王星の衛星「トリトン」の写真を失敗してしまったのかも。
いつもはフレームレートが早いZWO ASI290MCを使っていますが、今日はZWO ASI662MCを使っていました。やはり遅くて90秒で7000フレーム弱で、色も黄色っぽくて調整が微妙です。

こちらは赤外フィルターで、カメラはZWO ASI290MMです。

そしてCH4メタンバンドで

もう一度カラーカメラに替えて、今度はZWO ASI290MCです。
ほぼ南中で気流も落ち着いていましたが、もう大赤斑は見えなくなってしまいました。

天王星

海王星同様に望遠鏡を向けるのは今シーズン初です。

とはいってもこちらも黄緑色っぽい円盤状なだけです。 天王星は40㎝ドブで見ると衛星が3つほど眼視で見えますが、写真に撮ると5つ写ります。実はこれも撮ったのですが失敗でした。

8月31日の満月がスーパーブルームーンでしたが、そこから2日経過した月齢16.4の月が西に傾いてきました。撤収前に眺めてみます。
写真左のクレーターが身についたので写真に撮って調べてみました。

アナクサゴラスというクレーターで直径50㎞の比較的新しいクレーターだそうです。その右側の形のしっかりしていないクレーターがゴールドシュミット、右の方の形のきれいなクレーターがスコアスビーという名前がついています。アナクサゴラスの真上の欠け際にあるほぼ真横から見ているような大きなクレーターがエルミートです。
矢印のあたりが月の北極点です。

この時点で5時になり、あたりは明るくなってきました。
さぁゆっくり寝るとしましょう。


コメント

タイトルとURLをコピーしました