2日前にはオーストラリアでは皆既日食があり、日本の南部でもわずかに欠けたようです。
部分日食と南十字を見ようかと最南端の島「波照間島」へ行こうと思っていましたが、仕事といろいろ野暮用があり諦めました。
今日は北風が強くて寒いくらいですが、日食から2日経った太陽と月を眺めていました。
まずはHαの太陽から。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/Sun_Halpha_150543_22_04_2023_lapl5_ap47-e1682170284463-1024x878.jpg)
ウネウネとダークフィラメントがたくさんあり、周囲にも大きくはないが多くのプロミネンスが見え活動が活発な太陽面です。 オーストラリアの皆既日食ライブ配信を見ていても四方八方に大きく広がった活動期のコロナが見事でした。
可視光でも見てみます。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/Sun_152517_22_04_2023_lapl5_ap28.jpg)
Hαで見るほどの派手さはありませんが目立つ黒点が2カ所あります。右上の黒点群を拡大してみるとこんな感じです。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/Sun_141720_22_04_2023_lapl5_ap22.jpg)
AR3282と番号の付いた活動領域です。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/Sun_142406_22_04_2023_lapl5_ap23.jpg)
こちらはAR3285です。
そしてここには小さな黒点群が3つあります。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/Sun_144324_22_04_2023_lapl5_ap129-1024x600.jpg)
右の黒点群がAR3279,その左にあるのがAR3281、その左がAR3283です。 一番小さい3283は今後成長するのか、消滅するのか、はたまた現状維持なのか~消えそうかな~。
派手さがないのでせめてカラーでも撮ってみましょう。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/Sun_154152_22_04_2023_lapl5_ap29.jpg)
色があった方がやはり太陽らしく見えますね。
カメラをカラーに替えたので、青空の中で月齢2.2の月を探してみます。さすがに肉眼では見つかりませんでしたが、望遠鏡のファインダーでは見えました。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/Moon_163803_22_04_2023_lapl5_ap15-1024x593.jpg)
太陽が沈むとこんなにはっきりしてきます。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/Moon_192039_22_04_2023_lapl5_ap17-1024x616.jpg)
地球照(月の光っていない影の部分)もしっかり見えて美しい月です。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/月齢2.2-1-1024x683.jpg)
最後に月と金星が沈んでいく様子を1分間隔で撮っていたものを比較明合成してみました。
しかしこれ!やらかしました~、ピンボケ~!
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/output_comp-683x1024.jpg)
ピンボケで終わるのも悔しいので、今日の夕陽をのせておこう!
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2023/04/IMG_4946-1024x683.jpg)
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