2月17日は帯状疱疹のワクチン接種の予約日でした。
かかりつけに16時に行き、自宅に戻ったのは17時ごろでした。
美しい夕暮れでしかもあすから天気が悪くなる予報だったので、早速望遠鏡を準備して順応させます。
まずはその美しい夕暮れの1枚。
望遠鏡の順応を待っていると金星の高度が下がってしまうので、ファンを回しながら金星に向けます。
低いわりにそれほど踊りまくっていない~やっぱ気流は悪くない。この動画を処理した金星です。
実はこの時に「Venus U」を使って金星の雲を狙ってみましたが、あえなく失敗。
続いて木星に向けます。
この時期と高度を考えればやはり良い方だ。
夕食休憩を入れて、次は火星です。
すでに9秒角そこそこなのに正面に「ペルシャの海」右上に「アキダリアの海」がわかります。
であれば近赤外ならもっとメリハリが出るか!
ワクワクしながらそれぞれを処理してみます。
私の中では「やった~!」と言えるくらい十分です。 もう少し小さくなっても春の気流ならば多少は期待できそうですね。
寒くもなく気流も良いので少し南の空を覗いてみましょう。
まずはオリオン大星雲を光らせている「トラペジウム」です。
明るい4つがA・B・C・D、少し小さい2つがE・Fです。他にもG・Hも見えています。この日眼視ではE・Fは見えていました。
これもオリオン座にあるλ星メイサ、かわいい2重星です。
オリオン座の左側のいっかくじゅう座β星、こちらは3重星です。
続いてオリオン座の下の方のうさぎ座にあるR星、別名クリムゾンスターです。真っ赤な炭素星です。
この星は変光星で暗くなった時の赤さは気持ちが悪いほどです。
こちらはおおいぬ座h3945星という目立たない小さな星ですが、望遠鏡で見ると大化けします!
夏のはくちょう座の「アルビレオ」という全天で一番美しいと思われるほどきれいな2重星があります。
それと比べても遜色がないので「冬のアルビレオ」と呼ばれます。オレンジとブルーに輝くまさに夜空のトパーズとサファイアです。
さあおおいぬ座まで来たので最後にシリウスで締めましょう。まずは動画から。
左側にポツンと小さく光っているのがシリウスBです。いつもはバローレンズを入れてこの2倍の大きさで見ていますが、今回は小さいままで見てみましたが、画面では余裕で見えていますが眼視140倍では見えませんでした。やはり250倍程度ないと難しそうです。こちらが処理をした写真です。
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