2月3日の ISS 国際宇宙ステーション

人工衛星
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2月3日は節分ですね~まだまだ寒いですが久しぶりに名古屋ではISS国際宇宙ステーションが天頂付近を通過しました。Heavens-Aboveの予報です。

北西の空で見え始め、天頂付近を通過した後オリオン座あたりで地球の影に入り見えなくなります。
もう少し見えていればM42オリオン大星雲の前を通過したかも~。
ということでこのチャンスを狙います。
いつも通りの狂(強)拡大はミューロン180+2倍バロー、これにいつもはモノクロカメラですが今回はQHYのカラーカメラを取り付けて追いかけます。
そしてもう一つ一眼レフでオリオン座あたりで影に入るISSの光跡を記録します。

まずはミューロン180のピントを木星で合わせます。

すでに高度が低くメロメロユラユラですが衛星イオの影が見えていました。アトラクス赤道儀に載せてピントを合わせた後は、タカハシTG-L経緯台に載せ替え、ISSを待ちます。

北西の低いところで見え始めたISSをミューロンのファインダーで捉え、高度が上がってくるのを追いかけつつ待ちます。そして40度を超えたあたりで録画をスタートし、ファインダーを覗いて追いかけます。いつものことですが天頂付近は全く追えていません。その動画ですがISSの向きが突然変わっているのはそのためです。

動画をよく見ると影に入る前に月食の時のターコイズフリンジのように何となく青っぽく見えるような気がします。(気のせいかも~)

そしてこちらは地球の影に入っていくISSの光跡です。

このISSの光跡は地球の影に入るときに皆既月食中の赤い月と同じような色に変わっていくのがわかるかと思います。 M42オリオン大星雲を口径の大きな望遠鏡で低倍率で眺めていたら「赤銅色のISS」の通過が見られたかもしれませんね。いずれ試してみる価値はありそうです!

今回のISSの写真で一番良さそうなものを探してみましたが、このあたりが精一杯といったところでした。

ISSが通過した後は、せっかくアトラクスも動かしたのでC11を載せて小さくなった火星を見てみました。

10.4秒角と遠く小さくなってきました。春になって少し気流が落ち着けばもう少し見えるかと思いますが、シーズン終了が近いですね。

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