最近、土星のB環のスポークが話題になっていて、確かめたくなりました。
幸い梅雨明け10日なのか連日晴れて酷暑が続いています。
7月24日
7月24日、0時頃に望遠鏡を準備して土星の高度が上がってくるのを待ちます。
機材はいつも通り望遠鏡はC-11、それに2倍バロー、ADC、フリップミラー、カメラはZWO ASI290MC。
フリップミラーをアイピースに切り替えて覗く限り、シーイングはかなり良い感じ。
2時頃から60秒間隔で10,000フレームを撮影していく。
3時半頃までに32回撮影でき、それをかなり強調した画像処理して3FPSで動画にしました。
残念~スポークは見えません!
せっかくなので画像にもしてみました。

7月25日
アストロアーツさんから星空案内のメールが届き、それを見ると小惑星ジュノーがわし座で衝らしい。
ジュノーは見たことがあるのかないのか記憶にないので、土星まで時間があるし、見ることにしました。名古屋の明るい空では星がたどれないのでE-ZEUSの自動導入に頼ります。
アルタイルで同期し、ジュノーを導入。
アイピースを覗くといくつか星は見えているが、どれがジュノーかさっぱりわかりません。
仕方がない!EOS80DにLPS-P2光害カットフィルターを付けて1分のインターバルで10秒露光を20回撮って、比較明合成すればきっと動きがあるはず!とやってみました。
比較明合成したものをAstrometry.netで調べてみます。
すると画像はこの位置を撮影したものと特定してくれます。

そして写っている星を特定してくれます。

写っている明るい星はTycho-2カタログに登録された星で、一番明るい星がカタログに登録された恒星ではないことがわかります。
そしてこの星だけが20分の間にわずかに動いて線になっていることもわかり、これが小惑星ジュノーであると確信しました。

C-11の焦点距離2800㎜をAPS-CのEOS80Dで撮った時の画角です。
そうこうしていると2時を過ぎてしまい、大急ぎで土星に望遠鏡を向けます。
24日より多少シーイングは落ちたかと思われるくらい、揺らめきがある。
風がないのでマンションの壁の熱か、エアコンの室外機の影響かもしれない。
2時半頃から昨日同様1分間隔で10,000フレームを撮っていき、3時半ころまでに21回撮れました。
それを同様に3FPSで動画にしました。
う~ん、やっぱりスポークは見えないか~。
2晩続けて徹夜になってしまったのに、成果なしはちょっと辛い!
少し間をあけて再びチャレンジしてみます。
25日の強めの画像処理の土星です。




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