久しぶりの太陽観望

太陽
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引越しから2週間経って少し落ち着いてきた感じがします。どこかのホテルにでも泊まっているかのようでなかなかなじめませんでしたが、引越し業者の段ボールも引き取ってもらい少し生活感が出てきたところです。しかし望遠鏡部屋は取り敢えず押し込んであるだけでまだ行方不明になっている物が結構あるようです。ここ1週間コンパクトカメラを捜索していてやっと見つけ出しました。

さて、5月22日久しぶりに朝から快晴で気持ちよく太陽が見えています。
太陽観測は失明の危険がありますので、確実に減光された安全な望遠鏡を使っています。
アトラクスにHαのLUNT60LSダブルスタックと可視光のBORG71FL(金属メッキフィルター)を載せてじっくり眺めます。

可視光では活動領域3014の大きな黒点群が目を引きます。
ちょいと露光オーバーですがこんな感じです。

大きな黒点部分をカメラを替えて拡大して撮ってみると結構迫力があります!

今度はカメラをカラーに替えて撮ってみます。

HαのLUNTで覗いてみると、太陽の周囲にはたくさんのプロミネンスがあり、表面はプラージュと呼ばれる白く明るい部分があちこちに見られ、ダークフィラメントも大小たくさんあって楽しくて仕方がありません。

この写真は太陽外周のプロミネンスと太陽面を別々に撮って合成してあります。

一番賑やかな活動領域3014から3017の部分を拡大してみました。

おそらくこの部分でフレアが何度も発生していると思われます。

Hαもカメラをカラーに替えて撮ってみます。
こちらは1発撮りです。太陽表面とプロミネンスの両方が表現できました。

こちらはプロミネンスと太陽面を別々に撮って合成してあります。好みのわかれるところかもしれませんが私は上の合成していないほうが好きです。

今回はこの4つの赤いカメラを使いました。174で太陽全体を撮り、290で拡大撮影をし、それぞれMMがモノクロでMCがカラーです。QHYの174もカラーです。

午後からは空き家になった家の庭木の剪定に行き、大発見!
20年近く前に娘と「実がなったら良いね~」と言って植えたビックリグミが初めて実をつけていました。楽しみにしていた娘も大阪へ嫁に行き、我々も引越していなくなったら実をつけるなんて~と思いながら初収穫。子供の頃にも庭にあって良く食べていた甘酸っぱさを確認できました。

そしてマンションに帰ってくると太陽が沈んでいくところ、行方不明だったコンデジで1枚!
結構ハードな1日でした。

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