C/2021 A1 Leonard彗星を見よう!

遠征

セレストロンC11のメンテナンス

12月4日午後から気ままに星空観望仲間の料理長KさんのC11をメンテしてきました。
実はこのC11は以前に私が中古で買って使っていたものですが、その後Kさんにお譲りしずっと大切に使っていただいています。
主鏡が動く部分のグリスが完全に劣化して粘度を失っていたため、ピントノブが空回りしているかと思うほどスカスカでした。主鏡・副鏡と補正板を洗い、以前に接眼部に取り付ける排気ファンをお渡ししてあったので、補正板すぐ下に4か所7㎜の吸気口を作りました。これで鏡筒内の空気の流れができ、多少なりとも温度順応が早くなるかも。グリスを入れ替えてメンテ完了。

元気村へ

さて、本題はここからです。
最近核が割れたとか崩壊したとか噂のあるレナード彗星を見にホームの元気村へ出かけます。
明け方に地平線の上に昇ってくるので、夜半前に到着するように出かけます。今回のメンバーは4人。
私は撮影をメインにビクセンR200SS+コマコレとBORG71FL+0.85レデューサーと念のために200㎜望遠レンズを準備しました。

EM-100赤道儀にR200SSとBORG71FLの2本を載せています

まずはいつものカノープスの観望場所へ行き、カノープスの出を見ます。双眼鏡で見ながら、今回は200㎜望遠でカノープスが出てくるところを押さえます。

低空にわずかに雲がありましたが、さすが200㎜暗い星までたくさん写っています。

かに座あたりにいるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)。この彗星は1か月前に御岳でも見ていますが、あまり変わっていません。

今回は大口径ドブがないので時間を持て余し気味でちょっと退屈~お茶会ですかね~。K料理長の奥様が作られたシュトーレンが絶品です!!

しし座が高くなってきたところで、しし座トリプレットと言われる銀河3つ。右上がM65、右下がM66、左がNGC 3628です。約3500万光年離れた位置にある小さな銀河群だそうです。

そうこうしているとオリオンが西に傾き、アークトゥールスが東の林の木々の間にちらちらと見え始めました。林の上にM3球状星団が見えてきました。2日前にM3のすぐ横をレナード彗星が通過しています。10分ほどすると今日のメイン「C/2021 A1 Leonard彗星」が林の木の先に見えてきました。1か月前にはわずかに尾のある小さな彗星でしたが立派になりました。
これがその姿!6等級くらいですが見事に尾を引き、地球に近いために動きが速いです。
割れたとか崩壊したとかはなく、核は健在です。

32㎜8倍の双眼鏡でも星雲状にもわっと広がった姿がすぐに見つけられました。仲間の10㎝双眼望遠鏡では視野いっぱいに尾を引いた素晴らしい姿が見えていました。
数年前に世紀の大彗星と騒がれていながらも崩壊消滅してしまったアイソン彗星の影に隠れてしまっていたラブジョイ彗星と似た感じがあります。
これは1か月前の10等級くらいだったころのレナード彗星です。

その核の様子を見ようとR200SSにBORGコンパクトエクステンダー2.2倍を取り付け、焦点距離を1760㎜まで伸ばしてZWO ASI174MMで見てみます。10秒露光20枚を彗星基準でコンポジットしてみましたが、動きが早く伸びてしまいました。左上に伸びた尾と垂直方向にガスが楕円状にまとっているように見えます。

10秒露光を60コマ、10分間の彗星の動きを動画にしてみました。わずか10分でこれほど動くのかと自分でも驚きました。

レナード彗星は今後12日に地球に最接近し、4等級くらいの明るさになり、動きもより早くなります。
16日ころからは夕方の南西の空低いところに見えてくるようです。
12月5日早朝はこの位置に見えていました。ここ数日はアークトゥールスが目印になりそうです。

5時6分撤収完了、この時の気温は氷点下3度と前回と同じくらいです。6時から猿投グリーンロード(22時から6時までが無料)が有料になりますので、その前に通過できるように帰ります。
ちょうど6時に自宅に到着、明るくなってきました。

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