去年の夏も天候不順で一番良い時期のネオワイズ彗星を見ることができなかったし、コロナ禍で出かけるのも気が引けるし、今までは当たり前のように御岳に行って見ていた夏の天の川に出会っていたのになぁ~。そんなことを思いながら8月28日は朝からド快晴で空が青く気温もどんどん上がっていきます。「よし、夕涼みかたがた県内最高峰の茶臼山に天の川を見に行こう」と17時にカメラとフィールドスコープだけ持って出かけました。この時の車の温度計は34度でした。
以前よく使っていた天狗棚駐車場を覗いてみると多くの方々が望遠鏡を準備されていました。ほとんどの方が写真屋さんかと思いましたが、気ままメンバーが一人いらっしゃいました。やはり緊急事態宣言中なのでおしゃべりをしたり、人の望遠鏡を覗かせてもらうのもどうかと思い、私は山頂へ向かいました。ところが山頂の駐車場も家族連れやカップルで密な状態だったので、以前から東の空の彗星を見るポイントとしていた路側帯の駐車場へ行ってみました。 ここなら車は頻繁に通るがいい感じです、さっそくポラリエを準備して数枚写真を撮り、フィールドスコープで天の川を流します。
空の明るさは残っていますが、いて座あたりを見るとM8干潟星雲・M16わし星雲・M17オメガ星雲は6㎝のフィールドスコープでも十分に見つけられます。(画面の真ん中あたり)
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真上へ向けると夏の大三角とそこを流れる天の川が実に美しい!
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天の川をたどって北東の空へ。このあたりはもう秋の星座が見えています。画面の真ん中にアンドロメダ銀河が見えています。
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これは真北の空です。真ん中やや下に北極星があり、左に北斗七星、右にカシオペア座が見えています。右下に二重星団も見えています。
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空全体を魚眼レンズで撮ると天の川が南西から北東に流れているのがわかります。
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夕涼みのつもりが寒すぎました。車の温度計で19度、しかも結構強い風が吹いていてウインドブレーカーを着ていても寒く感じ、薄明が終わり月が出てくるまでまだ1時間あり一番良い時間ですが、濃い天の川が見られて十分満足し撤収です。
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山を下りてくると風もなく24度と快適でした。
道の駅のトイレの窓にヤモリが明りに集まってくる虫を狙っていました。
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