なんだかんだでいろいろファインダーが集まりましたので簡単に紹介いたします。
まずは左上のタカハシ50㎜7倍の暗視野照明付きファインダーです。十字線が細く、十字が重ならずわずかに空いていて星を十字の真ん中に持ってきても消えることなく気持ちよい見え味のファインダーです。脱着可能にするためMORE BLUEのファインダー用アリミゾ・アリガタを装着してあります。十字線が細いので暗視野照明は必需品です。ただなぜかスイッチの切り忘れが多くて、電池の予備も必需品です(笑)
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右上のファインダーはセレストロンC-11の付属のファインダーで、特に特徴があるわけでもない普通の50㎜9倍です。十字線も太く十字の真ん中に星が来ると見えなくなりイマイチです。でもC11は自宅使いで外に持ち出すことがないので、空の明るい名古屋市内のため暗視野照明がなくても十字線が見えなくなることもなく、かえって太いのが良いのかもしれません。
ファインダーの視軸がズレないよう蝶ネジで固定しています。
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左の上から2番目、これは古いアストロの50㎜7倍の正立ファインダーです。これも暗視野照明付きです。ISS友のMさんは正立の方が追跡しやすいとのことなので、次回はドブソニアンで追跡するときには使ってみよう。このファインダーのスケールパターンは好きです。
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右側上から2番目のファインダーはセレストロンの50㎜8倍の直角ファインダー暗視野照明付きです。
このファインダーのスケールパターンも変わっています。
90度曲げているため視野の中でどっちがどっちだかわからなくなってしまいますが、天頂付近を見るときには首が痛くならず便利です。
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真ん中にあるのはビクセンのR200SS付属の30㎜6倍のファインダーです。特にどうこうありません。
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左下のプラスチックの変な恰好のものがテルラドファインダーです。これはドブソニアンにはぜひとも装着しておきたい等倍ファインダーです。 以前はかさ上げする足も夜露防止のスクリーンのカバーも日本には取り扱いがなく海外から買った記憶です。取り付け位置にもよるかと思いますが、かさ上げする足がないと顔が望遠鏡にくっついてしまいそうなので装着しました。
レチクルパターンは約4度、約2度、約0.5度の円が表示され、星図に重ねる透明のアクリル板に約4度、約2度、約0.5度の円を描いておけば星図の上での距離感がつかみやすく導入もしやすいはずです。私は自動導入なので必要ないですが。
単3電池2本で点灯し、スイッチ切り忘れて1か月経過してもまだ十分に使えてしまうほど経済的です。
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右下の3つ同じようなものは等倍のドットサイトファインダーです。これは赤い点が表示されそこに見たい天体を合わせて導入をするものです。テルラドと同じような使い方です。
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この3つのうちの1つは足の部分を交換しカメラのホットシューにつくようにしてあります。これは望遠レンズを使うときに便利です。
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一番下中央は太陽を導入するときのSVBONYの太陽専用ファインダーです。 太陽をピンホールでスクリーンに映してセンターに持ってくるだけです。太陽観測やISSの太陽面通過の時に必要になります。
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LUNTの太陽望遠鏡にも同じ仕組みのテレビューのソルサーチャーが付いています。 前面の穴を通過した太陽像を後ろの白くて丸いスクリーンに投影するだけです。
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小さいタカハシFC-50には小さい25㎜5倍の小さいファインダーが付いています。小さくてもよく見える優れたファインダーです。
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ミューロンのファインダーは望遠鏡本体と一体化されており、望遠鏡を持つときのハンドルとしても使える優れものです。ファインダー自体は最初のタカハシ50㎜7倍と同じで、これも暗視野照明はついています。
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このミューロンのファインダーの黒いバンドはファインダー用のアリミゾを取り付けるためのもので、ここに直角ファインダーを取り付けます。ISSの天頂通過を追跡する場合に、こんな感じにファインダーONファインダーで使います。 仰角70度くらいまでは直視ファインダーで追跡し、姿勢が苦しくなると直角ファインダーを覗いて追跡をします。
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以上いろいろなファインダーを見ていただきましたが、ファインダーが夜露で曇ってしまうとどうしようもないのでヒーターもいろいろ準備しています。左は12Vで作動するもの、USB端子の付いたものは右端のUSBバッテリーで作動します。わずかな熱で十分夜露は防ぐことができます。
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想像していたよりたくさんのファインダーが手元にありました。
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