昼間のISS月面通過

人工衛星
スポンサーリンク

10月14日午前8時29分01秒に揖斐川上流部から琵琶湖にかけてISSの月面通過の予報がありました。
仰角63度、距離450kmと非常に条件は良いし、天気予報も快晴の予報とあれば行かなければなりません。ISS友のMさんと打ち合わせの上出撃です!
いつもならISS Transit FinderとCalSkyの2つの予報を見比べて誤差を考えるのですが、CalSkyが閉じてしまった今はこのISS Transit Finderの予報を信じるしかありません。

グーグルマップのストリートビューで観望に適した場所を探します。

毎回場所探しでグーグルマップのストリートビューは本当にありがたい! まず中心線付近を衛星画像で眺めて車が駐車できそうな場所を探してストリートビューで確認します。そこで問題なさそうであれば地図に戻して自宅からの道順とかかる時間を見て出発時間を決めます。
現地に到着すると、季節は違いますがPCの画面で見ていた風景がそのままあります。

中心線のすぐ上あたりで月のほぼ真ん中を通過するんですが、今日の月は月齢26.5の細い月なので端っこを少しかすめて通ります。昼間でコントラストが低いため光っている部分ではないところの方がISSははっきり見えるはずです。


現地に予報時刻の1時間半前に到着するとISS友のMさんはすでに準備中でした。昨日八ヶ岳まで行ってるのに全く元気です。

自宅を出るときにはほぼ曇り空でしたが西へ60kmほど走っただけで雲一つなく抜けるような青空が広がっています。コースが大幅にズレない限り今日の負けはないなと確信しました。

私の装備はこちらです。
主砲40㎝ドブソニアンで1800mm直焦点で動画撮影。予備でBORG71FLに1.4倍テレコンバーターをつけて560mm直焦点で動画撮影。 ミード105マクカセで50倍ほどで眼視観望の予定です。
通過時間わずか0.61秒のためにこれだけの装備を積み、早起きして高速道路を走ってここまで来るのもどうなのよ?っていつも思います。
8時には準備を完了し8時29分を待ちます。
2分前から時報を流し、1分前から2台とも録画を開始し、私はミード105を覗きます。
予報通りの時間に、ほぼ予定通りのコースを白く輝くISSが通過していきました!

実際の動画です!0.6秒で月の直径分を通り過ぎますので瞬きをしないように!
こちらはアイキャッチの写真にした動画です。小さくて見えないかも。

さて今回も無難にとらえてはいますが、大型の望遠鏡でこれではちょっと面白くないですね~。
次回からはISS友のMさんのようにもっと拡大してISSの形をしっかりとらえるように方針を変えよう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました