今回の遠征の目標はNGC4647に現れた超新星SN2022hrsを見るのと、へびつかい座のS字状暗黒星雲を撮ることとしました。
非常に空の状態の良い岐阜県のスキー場の駐車場の使用許可を仲間が取ってくれたおかげで、私有地ですが広々と翌朝まで使わせていただきます。
そんなわけでマンションには持ち込めない大口径が必要なので以前の家に置いたままのドブソニアンを取りに行き、マンションでは台車で2往復の荷物を積みます。結構この作業が大変です!
標高が1000mを超えているためフリースとオーバーパンツ、ダウンコートも積んでいきます。
途中、高速道路が事故で通行止めのため下道へ降り、すいていたためそのまま国道で北上しました。それでも予定通り日没頃に到着しました。
白山連邦はまだしっかり雪があります。
今回のメンバーは5名でそれぞれ機材を展開します。
私は40㎝ドブソニアンとEM-1赤道儀にBORG71FLで直焦点撮影と8㎜対角魚眼のEOS80Dにバッテリーグリップを取り付け、朝まで空の様子をタイムラプスにしてみます。
GPV天気予報によると夜半ごろまではちょっと雲が出るかも~って予報でした。
さて、まずは最初の目標はM60のすぐ横に見えるNGC4647に現れた超新星SN2022hrsを眼視で確認します。
M60を導入するとすぐ横にNGC4647も見えています。その間のNGC4647寄りのところを凝視するとチラチラと小さな星が見えました! 4月に発見されたときには12等級と比較的明るかったようですが現在は14等級と暗くなってきているものの40㎝200倍で確認できました。
その後は雲が流れたりしますが、星もよく流れます。
タイムラプス用にカメラをセットしてテストでシャッターを押した瞬間に流れました!
マイナス2~3等級くらいかと感じました。
幸先よく朝まで楽しめそうです!
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