金色のISS

人工衛星
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7月8日久しぶりにISSが天頂付近の通過の予報が出ていました。今なら気流も良くチャンスと構えましたが残念ながら曇り空。
翌7月9日 19時38分頃から仰角50度の通過予報がありました。

仰角50度・距離534km、微妙なところですが昨日狙えなかったので、どこまで写るのか試してみました。
19時ちょい前に帰宅し、タカハシTG-L経緯台にミューロン180を載せ、順応させます。

ちょうど日没ですが、ここまで霞んでいるとISSが見えないことはないだろうが、かなり厳しそうです。
19時20分まだ明るくて星が見えずピント合わせをどうしようか?と思っていたら赤くて暗い月が東の空に見えてきました。 望遠鏡を月に向けるが風が強くブルブルに揺れてピントの山がさっぱりわかりません。 今日の通過はあまり期待ができないのでもう「エイヤー」でピント合わせ終わり。

19時40分を過ぎてもまだISSが見えてこないので、iPhoneアプリ「Space Station AR」で大体の位置を確認して双眼鏡を向けてみました。
「いたいた!凄く暗いじゃん!ここまで減光されるか~」と思い、ゲインをいつもの5割増しくらいまで上げて録画ボタンを押し追跡開始!
望遠鏡のファインダーの十字線上にISSが来るようにして追跡するわけですが、それを見ていてもかなり暗いことがわかります。そして仰角50度は何と追跡がしやすいことか。

おお~ISSが金色に写ってる!! ピントもいい加減なわりに何とかなっている。
しかしどうも姿勢が変な気がし、進行方向はどっちだ?。左が進行方向のはずが180度回転していておかしいですね。Xを見ていくとやはりそんなポストが出ていました。
そう言えば1週間ほど前にズヴェズダから新たな空気漏れが見つかったとかってみましたので、何かその影響があるのかわかりませんが、そうしなければいけない理由があったのでしょう。

しかし高度が低いため追跡がしやすく写っているコマが多すぎてとても全部を見ていられない。これまたいい加減にここからここまでと適当に抜き出して30FPSで動画にしました。

高度・距離・霞・ピントといろいろ条件はよくありませんでしたが、久しぶりにISSを追跡できてよかったです。
終わったころに月がかなり明るさを増してきましたが、でもやっぱりまだ赤い月でした~

次に見るときには正常な姿勢に戻っているのか~。

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