中国宇宙ステーション「天宮」狂拡大

天宮
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今日はHeavens Aboveによると20時前には中国の宇宙ステーション「天宮」が仰角75度で通過し、その20分後には2日前に打ち上げられたスターリンク8G-5が天頂付近を通過する予報がありました。しかし今朝の天気予報では雲が多く、夕方からは曇ってしまうような予報で半分以上諦めていました。ところが15時頃はスッキリ晴れて良い天気! もっしかするとこのまま持つのかぁ~と少し期待ができそうな雰囲気なので日没までには帰ろうと決心。帰宅するともうまさに日没寸前、着替える余裕もなくTG-L経緯台にBORG71FLを載せカメラを取り付けてとりあえず日没を記録しました。

太陽が沈んだ後は月齢0.9の極細の月があるはずだが、雲が多くて残念ながら見つけられませんでした。
このころには空の80%くらいが雲に覆われていてやはり天宮は無理か~とあきらめて夕食を食べ始めました。しかしやはり空が気になり、19時半ごろに外を見ると「おやおや晴れている!これはいかん!!」とTG-L経緯台は出したままなのでそれにミューロン180を載せて北極星でピントを合わせる。前回ISSを追いかけたときにはモーターフォーカサーが断線か何かで動かなかったので、コードを新しく交換しておいたおかげで今日は大丈夫でした。北極星の伴星がしっかり見えている。

今日の天宮のコースはこんな感じなので、レグルスあたりで待ち構える。そこから天頂付近までのわずかな間しか追いかけることができないがこればかりは上層階があるので仕方がない。「よーし来た来た!」追跡開始~。

右側の太陽電池パネルの先端が光りはじめ、一番良いところで建物に隠れてしまった。
久しぶりに見る「天宮」はシンプルな感じがする、有人宇宙船「神舟」や補給船「天舟」が係留されていないように見える。「神舟」は見えない側にあるのかもしれないが~姿が見えただけ良しとしよう。

次はスターリンク8G-5の通過です。

上の表を見ると2つのグループに分かれていて、バラけてもいるのでEOS80Dに30㎜/F1.4を付けてデネボラとスピカの間で待ち構えます。

右上に見える3つの星がしし座のお尻あたりで中央寄りの星がデネボラです。スターリンクは予報通りであればこの画角の中央を下から上に通過するはずですが~来ません! 双眼鏡で見ても見えません。
一番明るくなるであろうアークトゥールスあたりで探しても見つかりませんでした。
ということは何かまた新しい対策がされているのか、打ち上げから2日経過しただけで見えなくなってしまうとは~銀河鉄道が見えるチャンスが減ってしまったのか。  勝手なものでずっと見えているようでは困ってしまうし、打ち上げ後すこしの間は「銀河鉄道」で見えていて欲しいなんてわがままなんでしょうね。

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