5月25日に日付が変わった頃に相生山緑地へヒメボタルを見に行ってきました。そしてその出掛ける前に望遠鏡を準備して外気順応をしていました。目的は「夜明け前の土星」。
相生山から帰る途中「うま家」でラーメンを食べ、帰宅したのは午前3時。
ルーフバルコニーに出てみると北西風がかなりの強くて寒いが、南東の空に土星が見えているので望遠鏡を向けてみると、案の定シーイングはユラユラだし風のせいで視野の中を土星が踊りまくっている。
こんな状態だがとりあえず撮ってみて処理をしてみました。
おお~何とか土星ぽくなりました!しかしもうカッシーニの隙間も見える気がしないほど輪が細い!
今後は輪の影響が少なく土星本体の観察がしやすくなるのだとか。同時に衛星の土星面通過の確率が高くなってくるのだろう。たまにはこんな串刺しになったような土星も楽しいものです。
このビュービューの風ではどうしようもなく、東の空が明るくなりかけたころに寝ました。
朝10時過ぎに起きると雲一つない絶好の運動会日和で目の前の小学校からは歓声が聞こえてきます。
こんな歓声を聞きながら私は太陽観察です。
10日ほど前までフレアを連発していた活動領域3663が東側の縁に戻ってきてるようで、そこから細い針のようなサージを吹き上げていました。
太陽全体を眺めるとこんな感じで、9時半方向に細い吹き出しが見えています。20分ほどの違いですが、この時には1本になっていました。
そして望遠鏡をLUNTからBORGに乗せ換えて可視光も見ておきます。
ちょっと雲が出てきたのでここで終了です。 太陽に暈が掛かっています。
そして午後14時頃にはスッキリ晴れていたので再びLUNTを出して眺めてみます。こういう時に先日購入したSkyWatcherのソーラークエストは全く便利そのものです。 今度はHαをカラーで撮ってみました。
もうこの時には細いサージは見えなくなっていました。何かもう少し違った動きを期待しましたが、特に何も起きてはいませんでした。
午後から夕方になっても雲が出てくる様子はなく月齢17の月の出が見えそうな気がします。もしかすると初日の出のころの太陽と同じあたりから出てこないか?とこれまたちょっと期待!
このあたりより出てくる場所が南にズレるとマンションがあって見ることができない。
この日の名古屋の月のでは21時ちょうど。20時50分にZERO経緯台にBORGを載せて待機。
あれ?21時になっても丘の稜線が明るくなってこない! おかしい~10分経っても20分経っても明るくなってこない、かわりに想定した丘よりかなり南にあるマンションの上が明るくなってきた「あちゃ~」。
出てきました~
みるみる月が上がってきます。
あ~あ、つまんねぇ~という結果となり、撤収~。
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