2月5日発売の星ナビ3月号に興味深い記事がありました!
「スターリンクの舞」
表紙を見てすぐにそこに目がいきました。
星ナビの表紙のような写真はたまにXやFacebookで見たことがあり、スターリンクのフレアだとはわかっていました。
しかしいつどこに出てくるのかはわからず気になっていました。
ここに答えが書いてありました!!引用させていただきます。
太陽が地平線下-35°から-45°ほどにあるとき、太陽の上方45°から50°の位置でフレアが起こるらしい。であればフレアが出る位置も時間も毎日少しずつ変わっていくことになる。
快晴だった2月9日 20時半から21時くらいに西からやや北あたりだろうともいましたが、ワイドレンズで16㎜ F2.8 ISO1600で1秒露光で20時17分から31時36分まで3580枚を撮って、比較明合成をしてみました。
思っていたより西でたくさんフレアが写りました。
名古屋都心方向を向いているため空は明るく、星の光跡が消えかかるほどの高度なのにかなり明るいフレアになっているのがわかります。左上の明るい光跡が木星です。
トリミングをしてタイムラプス動画にしてみました。飛行機が多くて紛らわしいですが、右上へ左上へ向かって飛んでいる流星のように見えるのがスターリンクのフレアです。
再び快晴だった2月9日に再び試してみます。
出るであろう位置はわかったので、今回は35㎜ F2.8で 20時22分~21時23分まで1.3秒露光。
そしてその2237枚を比較明合成です。
「舞」が発生している位置が2日前よりわずかに北(右方向)へ移動しているような気もしますが・・
明るいフレアが1つありました!
2番目に明るいのがこれかな?
数年前まで明るいフレアはイリジウム衛星によるものというのが一般的で、明るいものはマイナス8等級の予報があったのを思い出しました。
この写真はマイナス6等級ほどの予報があったので、空の暗いところへ出かけてみていたものです。
「スターリンクの舞」も空の暗いところで見てみたくなりました。
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