1月27日は18時30分頃に木星の大赤斑が正面に来て、そのあたりに衛星イオの影がある予定だったので望遠鏡を向けてみました。しかし、北風ビュービューで寒い。
こんな日は気流が良いはずもなく~と思ってアイピースを覗くと大赤斑のすぐ横に真っ黒なあ黒子のように衛星の影がくっきり見えおやおや。早速カメラを用意してモニターを見ると「ははは~それほど良いわけではないや」という程度でした。
まずはカラーから。 やはりこのくらいで限界か~。
次は赤外線フィルターIR685で。カラーと違って大赤斑が白く見えなくなってかなり違った表情になり、おもしろい。
次に雲の高さの違いが判るというメタンバンド。黒っぽい部分は低く、白いところが高い雲です。大赤斑は高いところまで盛り上がった渦なのでしょう。
風が強くて寒いのでとっとと撤収。
翌日28日は明け方の東の空で水星と火星が接近して見えるらしいが、全くやる気なしで起きたら9時過ぎでした。朝から雲が多かったが、15時頃から晴れ間が多くなり西に傾いた太陽を眺めてみる。
実際に太陽望遠鏡を覗いている感じにしてみようと動画で撮ってみました。
実際にはもっと真っ赤に見えますが、なかなかその雰囲気が出せません。
そして次の太陽の写真は太陽外周のプロミネンスを撮ったものと、太陽表面を撮ったものを合成したものです。
人間の目はたいへん優れていて太陽面と周りのプロミネンスが同時に良く見えるのですが、カメラでは明るさの差が大きく別々に撮らないときれいに見ることができないのです。
プロミネンスはたくさん出ていますが、太陽面はフレアもなく比較的穏やかな太陽面でした。
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