11時間36分

星空
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10月29日から30日にかけて天気予報は快晴、空気は乾燥しておそらく雲は出ないだろう。
そして、そろそろ12時間の半周グルグルができるくらいに夜が長くなってきたように思われ、いざ挑戦です。
ずっと以前にカノープスの出から入りまでを狙ったときにフル充電のバッテリー1本では途中でバッテリー切れになり失敗し、翌年からはこのようなバッテリーが2本入るバッテリーグリップを使っていました。

これでかなり長時間持つようになりましたが、さすがに12時間は無理でした。そして昨年SNSで教えていただいて電源カプラーを使うようになりました。

これで100Vコンセントから電源を供給するので、志半ばでバッテリー切れはなくなります。
EOS6Dに16~35㎜ズームレンズにヒーターを巻いて、シャッターリモコンを取り付けて準備OK。

10月29日5時半ごろから待機し、北極星が見えてきたところでピントを合わせ、ISO800/F5.6で20秒露光でテスト。まだ明るすぎるようでF8まで絞り、少し待って5時45分連写開始。
EOS6D ISO800 27㎜ F8 スターエンハンサーフィルター 20秒露光という設定です。

その後、夕食を食べ風呂に入り「下剋上球児」を見て23時カメラが動いているのを確認し、寝てしまいました。
30日あさ6時に起きてカメラを見ると健気にもがんばって露光を続けていました。空はかなり明るくなっているのでそこで露光停止。時間だけで見れば12時間を少し超えています。
早速カメラの中のSDカードを見てみると約2000枚が記録されていますが、はじめのころと終わりのころがかなり明るいというか、終わりごろは真っ白になっていました。
前と後ろを100枚ほど削除して1900にし、写真の情報を見てみると開始が17時49分・終了が5時25分! 何たること11時間36分と12時間に24分足りない。ああー残念、やはりまだ少し早かったか~。

それでも1900枚を比較明合成するとこんな見事なグルグルになりました。 北極星の横に人工衛星のフレアが写っています。
北極星がやっと見える程度の名古屋市内ですが、こんなに星がたくさん写ると嬉しくなりますね。
これは29日夜明け前の月食中に暇で撮っていた冬の星座です。

オリオン座・おおいぬ座・子犬座あたりですが、こんなにたくさんの星が写りました。
そしておまけに流れ星も!

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