太陽望遠鏡のマイクロフォーカサーが利かない!

天体望遠鏡
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私が使っているHα太陽望遠鏡はLUNTの6㎝ダブルスタックと言われるもので、全く太陽専用です。
この望遠鏡は太陽の周りに吹き上げるプロミネンスや太陽表面のウネウネした活動の様子や、活動領域で発生するフレアなどを見ることができます。

この太陽望遠鏡のフォーカサーが少し前から動きが渋くなり、ついにマイクロフォーカスが利かなくなってしまいました。微妙なピント合わせはそれほど使わなくても大丈夫なのですが、フォーカサー自体の動きが渋いのはダメです。ということで、構造や調整方法もよくわかりませんがバラしてみます。

黒いノブがマイクロフォーカス、銀色の方が通常のピントノブですが、まず黒い方のイモネジを緩めてノブを外します。

もう一つ銀色のノブのイモネジを緩めて外します。

反対側のピントノブもイモネジを緩めて外してみます。

これでフォーカサーの軸にテンションを掛けているイモネジと銀色のローレットネジを緩めると軸が抜けるはずです。
スルッと抜けるかと思いきや結構力を掛けて抜きました。

わかりました!軸についた3つのボールが入った部分が回らない。なぜ回っていないのかわかりませんがこの部分を分解してみましょう。

まずは矢印のイモネジ2本を緩めてみます。するとどこかの負荷が抜け、この中のボールの部分がスルスルと軽く回るようになりました。試しにピントノブとマイクロフォーカスノブを付けて回すとどちらも実に軽く回り、マイクロフォーカスも利くようになりました。良かった~!実はこのボールの入った部分をバラすともとに戻すのが大変かも~と少し心配していました。
ドローチューブの抜けた部分はこんな感じで軸の回転が直接ドローチューブの前後の動きに伝わっているのがわかります。

そしてすべて戻して、クレイフォードのテンションを調整しておしまい!

実に軽快に動くようになって「余は満足じゃ!」

以前にどこかで見たよなぁ~と探したら出てきました。
「ほしぞLoveログ」のSamさんが「マイクロフォーカス修理」という記事でしっかり分解して曲がった軸を修理されていました。私がびびって分解しなかったところまできっちり分解して構造も書かれていますので非常に参考になります。

コメント

  1. Sam より:

    昔の記事が参考になったようで何よりです。むしろ引っ張り出して頂いて、とてもありがたいです。

    改めて自分の記事を読んでみたのですが、書いた本人は細かいところはすっかり忘れてしまっていました…。でも直したフォーカサー、今でも普通に使っていますよ。

    • Taizo より:

      Samさん うっかりして事前にご了解をいただくことなくリンクを貼ってしまい、申し訳ありません。
      どうぞよろしくお願いいたします。
      Samさんの記事はいつも「なるほど、なるほど~」と読ませていただき、参考になります。
      私はボールの部分を分解しませんでしたが、このマイクロフォーカサーの仕組みは見事ですよね。
      こうやって理解できれば簡単にメンテや調整がしやすくなり、愛着がわいてきます。
      また今後ともよろしくお願いいたします。
      ありがとうございました。

      • Sam より:

        Taizoさん、返事ありがとうございます。
        事前了承なんて全然必要ありませんので、お気軽に引用してください。

        私もTaizoさんのブログいつも楽しく読ませて頂いています。
        またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。

        • Taizo より:

          ありがとうございます!
          星まつりは以前は毎年原村と瑠璃渓は行っていましたが、コロナ禍とともに卒業してしまいました。
          でもお店とかでお会いするかもしれないし、星空の下でもきっとお会いするでしょう。
          私もSamさんの電視楽しみにしております。

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