3周目のスターリンク 6G-21

本日10月5日 14時45分に打ち上げられたスターリンク6G-21が地球を3周目の18時54分名古屋では北の空の低いところを通過しました。3周目がどれほど密集しているのかちょっと楽しみでした。
15時ころまで雨が降ったりやんだりしていましたが、夕方には晴れてきましたが、しかし北風が強く寒いほどです。首に双眼鏡を掛けて、カメラ2台を準備します。
EOS80Dはいつも通り150㎜望遠で動画撮影、EOS6Dは35㎜で連写します。
iPhoneアプリの「SPACE STATION AR」の予報はこちらです。

横たわった北斗七星のミザールのすぐ下を通過し、北極星の下あたりで地球の影に入って見えなくなる予定です。
見え始めた時刻に6Dは連写をはじめ、80Dはミザールの下で待機し、双眼鏡で探します。
そして北斗七星に近付いてきたであろう時間に録画を開始、双眼鏡をそのあたりに向けると入ってきました。いつものような「銀河鉄道」ではなく全部がつながったように見え「光る棒」でした。
その大変コンパクトにギュッと密集した「光る棒」を地球の影に入るまで追いかけます。
その動画がこちらです。

なんだかヤスデのような節足動物が走っていくように見えてしまいますが、こんなに密集したスターリンクを見たのは初めてでした。良いものを見ることができました。
6Dで連写していた1枚がこちらです。

こんな北斗七星が見えないほどの光害で明るい空で良く写ったものです。
さすがに肉眼では見えませんでした。