スターリンク 6G-14

スターリンク
スポンサーリンク

9月9日 日本時間お昼の12時過ぎに打ち上げられたスターリンク6G-14が打ち上げからわずか7時間半後の19時40分頃に北の空20度強の低空で見える予報がありました。

個の高さではさすがに厳しく、かなり暗いと思われます。
このHEAVENS ABOVEの予報でも4.4等級と出ていて、見えたらラッキーです。
4年ほど前に初めて60機のスターリンクをスペースX社が打ち上げた数時間後にホームの旭高原元気村で見たときは「光る糸くず」のようなイメージで見えていました。それに近いイメージを想像しつつ、いつもの30㎜ F1.4 のレンズでは小さくなりすぎるので150㎜ F2.8で待ち構えます。
通過するであろう場所で待ち構えるのがおそらく正解なので、目印になるおおくま座β星メラク(北斗七星の柄杓の底にある星)を画角に入れて待ち構えます。
見え始める予報時刻から時報を鳴らしながら双眼鏡で探します。
すると待ち構えている場所よりはるか西の低空ですぐに「光る糸くず」というよりもっとしっかりとした「光る棒状のもの」が双眼鏡の視野に飛び込んできて、「こんな低空で見えるなんて!」と、さすがに慌てました。双眼鏡から目を離して位置を確認してカメラを向けるとすぐに捕捉でき、録画開始です。「こんな低空で距離も遠いはずなのに明るくて速い!」驚きです。
その動画がこちらです。

おおくま座β星メラクを目指して銀河鉄道が走っていくように見えます。 メラクのすぐ上を通過すると上の方におおくま座α星ドゥベーが見えてその間を通って北へ向かっていきます。
その北へ向かう銀河鉄道は北極星のはるか下の仰角22度あたりで地球の影に入って見えなくなりました。

影に入る直前が一番明るかった
影に入って見えなくなる

想像以上に明るく良く見えた! ただ、私の自宅ではネオンやら街灯やら非常に明るいため肉眼では見えませんでした。 もう少し暗い場所であれば十分に肉眼で見えたでしょう。
そして今日9月10日同じくらいの時間にもう少し高いところを通過する予報がありましたが、残念ながら雲が多くて見えませんでした。
しかしまたすぐに新しい機体が打ちあがることでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました