いよいよ最終日は「おがさわら丸」の中から始まります。
昨晩消灯前に船内放送で「あすの日の出は4時50分頃」と言っていたので4時半に起きてデッキへ出てみます。
雲が多いが、低空に雲がなければ太陽が出る瞬間にグリーンフラッシュ チャンス!
と少しだけ期待して待っていましたが、やはりダメでした~。ぼやけた太陽がいつの間にか顔を出していた。
グリーンフラッシュはダメだったが、ちょっとだるま太陽になるかと期待をしました~が、それもなかった~。あ~あ二度寝しよ。
目が覚めたのは9時過ぎでした。硬い板の上に薄いペラペラのマット1枚なのに不思議にホントよく眠れる。酔わない程度の揺れが心地よいのだろうか。
朝昼兼用でレストランで塩ラーメン。
食後は再びデッキでトビウオを狙います。
今までずっとフルオートで撮っていましたが、1/4000秒でシャッター優先で撮ってみます。
お!良い感じで、これが「トビウオ快心の1枚」かも! この後は全く飛び出してこなくなってしまった。
お昼を過ぎるといよいよ東京湾に入っていきます。
このあたりが房総半島の先端だろうか?
東京湾観音も見えてきました。そして下の写真が100年前に作られた東京湾の要塞といわれる「第二海堡」ここを見学するツアーもあるのだとか。軍艦島みたいな感じだ。
24時間の船旅もついに東京へ到着だ。
新幹線の時間までしばらくあるので、美味しい洋食が食べたくて品川の「ツバメグリル」でちょっと早めの夕ご飯。
今回の小笠原旅行を振り返ると、一晩は張り切って朝まで星見をしようと思ってそれなりの機材を持ってきましたが、初日に23時で撤収したのが星見らしい星見だっただけでした。とびっきりきれいな海での遊びがすごく久しぶりでおもしろかったせいだ。沖縄の海で潜ったりして遊んでいたのは20年近く前のことで、久しぶりに海で感動しました。
それと、おそらく毎晩晴れていて、本州では見れないほどの素晴らしい満天の星空でも一人で眺めていると夜半前くらいで十分に満足してしまうんですね。それと8㎝双眼鏡とBORG71では力不足で、やはりくらい空でこそ大口径が必要なんだとも思いました。だから「トラベルドブ」と言われる超軽量な30㎝クラスのドブソニアンがあるのだろう。
また、今回のお土産の筆頭はこれ「ギョサン」! 父島では最強のはきものの位置づけであることを認識しました。
ビーチサンダルでツアーの船に乗ると「滑ると危ないのでギョサン貸しますよ」とか「岩場もギョサンなら大丈夫」のような勢いで、私も気に入ってしまいました。で、こんなに~(笑)
そして出航の日の朝10までに郵便局に持ち込んだスーツケースは、我々と同じ「おがさわら丸」に積み込まれ、帰宅した翌日に自宅に到着しました。前にも書きましたが東京都内から送るのと同じ料金でした。行きは「もし遅れて到着したら」とか「壊れてしまっていたら」とか心配して送れなかったのですが、地下鉄・新幹線・JRと30㎏のスーツケースを苦労して運ばずに送れば良かったなぁ~と今更ながらに思いました。
星のブログが旅行記になってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今回お世話になりました小笠原の宿「ヴィラ・シーサイド」さん、シーカヤックツアーの「トミージーワールド」さん、レンタルバイクと南島ツアーの「小笠原観光」さん、小笠原で関わりのあった皆さん、そして私を小笠原に誘い出してくれた古いキャンプ仲間のお二人とそのご子息に感謝!
「本当に楽しかった」
コメント
1航海なのにこれだけ盛りだくさんの内容、すごいですね。
実は昔ドルフィンスイムのサイトを作っていて思わず食いついてしまいました。
よかったら読み比べてみてください。
天リフ風にご紹介…
ドルフィンスイム,嫁島・ケータ島ツアー,自分で風呂釜に入るヤギ,1988年小笠原沖皆既日食,濱江丸の変遷,年越しホテルシップ,現地でHTML編集&ISDN公衆から28.8kbpsモデムftpでWebサイト更新,水族館のイルカ水槽で泳ぐ,バハマツアーetc「イルカと泳ぐ小笠原」よりピックアップ
https://web.archive.org/web/20060205074113/http://kurashiki.com:80/personal/kenji/
ありがとうございます!
今回はスケジュール詰めすぎで疲れました。
南の島は何もせずにボーっと過ごすのが良いですね。
すみません、貼っていただいたサイト見つからないようですが~
それは最高に贅沢な過ごし方ですよね~。
デッキチェアでくつろぎながら土星のド真ん中を通過する美しいISSを肉眼で見送る…みたいな(^^;)
こちらのWindows上では6日目のこのページを開いてコメント中のURLリンクをクリックすると普通に開きます。
GoogleChrome, Firefox, MS Edge いずれも試してみたところ大丈夫でした。
2個めのhttp以降がオリジナルのURLですが今は存在しません。
webarchiveは過去に自動巡回したサイトのスナップショットを保存してくれているありがたいサイトでURLは先頭から入れないとアクセスできません。(リンクから飛べば問題ないはずなのですが…不思議ですね。)
ダッシュボードから行こうとしたからいけなかったようで、拝見しました!
同じですね~船団のお見送りもずっとやってるんだ~。
船上の日食も素晴らしいですね!!