流氷を見に行く!(3日目)

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2泊3日の最終日、6時に目覚ましを掛けて起き、トイレに行ったりもたもたしてカーテンを開けてガッカリ!やらかした~もう太陽が昇っていた。なぜあと10分早くしなかったのかと思っても後の祭り。

この日の釧路の日の出は5時58分、ちなみに名古屋は6時22分、鹿児島だと6時44分で那覇は6時53分と北と南というか東と西では小さな日本でも1時間の差があるんです。

気を取り直して昨日と同じ市役所の気温計の前へ。

氷点下9度と昨日より3度も高いがシャボン玉は凍るのか?
まずは昨日忘れていた濡れたタオルを振り回してみたが、すぐに凍るがシャキンと立つほどまでは凍らない。以前冬の湯田中温泉で外湯めぐりをしていた時はパキパキに凍っていたのになぁ~。
さてシャボン玉、飛んでいかないようにしゃがみこんで地面に落としてみると割れずに残りました。

おお~表面が曇った感じに凍り始めてきて、触っても割れない!
しばらくすると中の空気が冷えてきたのかしぼんでくる。

触って穴をあけても形が維持されているし、触った感じはサランラップの薄いもののように感じる。
するとしゃがんでいる背後から足音がして「何やっているんですか?」と市役所の守衛さん。やっぱ怪しかったのか~。こうこうで~と説明すると「陸別とか行かれたらおもしろいですよ」と言って去って行かれました。
まあシャボン玉が凍ったのでよし! 部屋に戻ってパッキングしないと。

7時50分にバスが迎えに来て和商市場へ~今日の朝食は市場で「勝手丼」

まずご飯を買って、そこへ好きなネタを載せてもらいます。鯖・タコ・タラバガニ・いくら・マグロ・中トロ・真鯛に蟹汁を付けて、美味しかった~!

その後はタンチョウの見学ポイントへ、ここも給餌場です。

首から頭が茶色で幼鳥がこちらへ飛んできて頭上を通過!バサバサ羽音が聞こえました。

タンチョウの給餌場の反対側にチーズ工房があり、店員さんが「シマエナガがきてます」と教えてくれました。
店内に入ると大きなガラスの壁面の向こうにスズメくらいの大きさのなんともかわいい小鳥がいました。

この鳥が最近北海道では人気のようで、キャラクター化されていろいろなグッズが行くところ行くところで目につきます。
もちろんちゃんとおすすめのプレミアムチーズを買って出てきました~。

次ぎに向かったのは摩周湖、昔は世界一の透明度を誇っていた湖だったそうですが、今は半分程度の透明度しかないそうです。10年くらい前に来た時は「霧の摩周湖」で何も見えなかった記憶です。

水色のソフトクリーム

この後本来の予定では港西町海岸で積み重なったような流氷を間近に見る予定でしたが、除雪が追い付いていないらしく工程の最後に「オホーツク流氷館 天都山展望台」から流氷を眺めることに変更になりました。
よって次に向かったのは昼食会場、「豚丼」をいただいてその後「濤沸湖」で白鳥を見学します。
バスの中で景色を眺めていると道の真ん中で突然停車「左手キタキツネです」と自称吉永小百合さん。

おお~ホントだ!こんな幹線道路沿いにいるんだ! てか、バスがこんなところに止まって大丈夫か?
濤沸湖はほぼ全面結氷していますが流れ込んでいるあたりだけ水面が見えていて白鳥がいました。

さぁ今回の旅行の最後の訪問地「オホーツク流氷館 天都山展望台」へ向かいます。標高207メートルにある展望台からは、網走湖や阿寒の山並みが一望できるとのことです。

流氷帯がかなり岸に近付いてきています。

真白の山は知床連峰です。

こちらの白い山は斜里岳、近くで見ると美しい山です。

この写真にある大きな岩が「帽子岩」、その手前の方に「道の駅 流氷街道網走」があり、そこから流氷観光砕氷船「おーろら」に乗りました。
そんなことを思いながらカメラを望遠のまま右方向へ振っていくとなんとこちらに向かって「オジロワシ」が飛んできました。 カメラのファインダーを覗いたままオジロワシを追跡しながら連写!

双眼鏡ではなくカメラのファインダー越しでしたが素晴らしいオジロワシの滑空が見られました!
2mを超える大きさの翼を広げて見事でした。

最後に「自称吉永小百合」さんにシャッターを押してもらいました。

これにてすべての予定が終了し、女満別空港へ戻ります。

女満別空港でお別れの挨拶をしていると、クラブツーリズムのガイドのAさんが「氷下魚(こまい)買いました?」
「なんですか?それ?」
「氷の下の魚とかいてこまいと読むんですが、美味しいですよ」
「どこに売ってるんですか?」
「では一緒に行きましょう」
ということで無事に手に入れた氷下魚。

その氷下魚をバッグに詰めていよいよ搭乗、北海道を去ります。

ちょうど日没時間くらいの飛行機だったのですが、見えていなかった太陽が上空にあがると水平線ギリギリに見えてきて、飛行機が南西に飛んでいるためか水平線ギリギリにある太陽が沈まずに止まっているように見えました。普段は沈み始めるとみるみる沈んでいくのが5倍くらい時間をかけて沈んでいくような感じ。
以前日食ハンターのCさんがチリの皆既日食の時に地球の影の中を飛行機で飛んで地上で見るよりはるかに長い、普通ではありえない長時間の皆既日食を見たと聞きました。それとおなじことで飛行機で太陽を追いかけるとこうなるんだ~と思いました。美しく長い日の入りを見ました!

超美しいマジックアワー

「3つの方法で流氷を楽しむツアー」でしたが、飛行機で上空から眺める流氷、船でに乗って間近に見る流氷、展望台から眺める流氷、すべてバッチリ見ることができ、そこへたくさんのプラスアルファあり大満足でした。
オオワシ・オジロワシは猛禽類の迫力のあるカッコよさ、タンチョウは気高く、エゾシマフクロウは出会えた喜び、シマエナガはやはりかわいかった。キタキツネにも出会えた!
流氷こそ岸までびっちり接岸していませんでしたが、最高の旅でした!!

今回お世話になりましたクラブツーリズムのガイドAさん、釧路バスのバスガイド「自称吉永小百合」さんとドライバーさん、ネイチャーガイドクスリ凸凹旅行舎のSさんのおかげで本当に楽しませていただきました。改めて感謝申し上げます。
無事に帰ってきて「流氷DRAFT」でああ楽しかった~カンパ~イ!!

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