流氷を見に行く!(2日目)

その他
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朝5時半に目覚ましを掛けて起床、カーテンを開けるとすでに明るく良い天気!
日の出は名古屋より30分ほど早そう。
ありがたいことに地平線が見えます。そしてもう地震のことを忘れている~。

着替えて外に出ると、ホテルの前が釧路市役所でそこに温度計があり氷点下12度の表示でした。

これならシャボン玉が凍るかも!
これもやってみたくてわざわざダイソーでシャボン玉を買って持ってきました。

ありゃ!飛んで行ってしまって凍っているのかどうかわからない。雪の上に落とすと割れてしまう。これはどうすればよいのだろう~あすまで考えてもう一度試してみよう。

ホテルの最上階で優雅に朝食~しまった~日の出を見損ねた!

今日はこれも見ておかなければいけない「冬の釧路湿原」
膨大な広さの湿原を効率的に見るのは私個人の力では無理なのでネイチャーガイドさんの力を借りるしかない。
今回のツアーに申し込んだ後いろいろ探して私の見たいものの要望を伝えてクスリ凸凹旅行舎さんにお願いしました。いただいたパンフレットがこちらです。

要望に合わせてオーダーメイドのガイドをしますとのことだったので、私の要望は以下の通りです。
・オオワシ、フクロウ、タンチョウ、キタキツネが見たい
・スノーシューで探索がしたい
そして後から・雪の中を走るSLが見たい・やちぼうずも見たいを追加しました。

朝8時にホテルまで迎えに来ていただきネイチャーツアーの開始です。
防水をしたオーバーパンツをはき、靴は防水ですが隙間から雪が入らないようくるぶしから膝上までスパッツで覆い、防水スプレーを掛けます。これで膝まで雪に沈んでも大丈夫です。

昔春スキーはジーンズにスパッツを付けてやっていましたが、今どきのものはベルトがついて多少進化していましたが、アマゾンで1000円以下と超安い!

8時にロビーで待っていると長靴に赤いマウンテンパーカーのいでたちのアウトドアマンが入ってきて一瞬でわかりました。
さあ、これまた超楽しみな2日目の始まりです。
車の中で説明を聞きながら湿原へ向かいます。
道路はかなりのアイスバーンで多少ふらつきながら走っていきます。私も雪道の運転は大好きだったので変わってほしいくらい!

そしてまず向かった先はタンチョウのねぐらを眺める「音羽橋」へ。
さすがにタンチョウのポイントだけあってカメラマンがたくさん、しかしタンチョウまで距離があるのでネイチャーガイドのSさんが三脚を広げてニコンのフィールドスコープを出してくれました。
ここで得意なiPhone手持ちコリメート!

一発で成功するとネイチャーガイドのSさんちょっと驚いた感じ~どうだ (笑) 慣れているんですよ~。
頭から首にかけて茶色っぽいのが幼鳥だそうです。そしてタンチョウは外気より凍らない川の水の方が暖かいのがわかっているそうです。

200㎜程度ではこんな感じ
給餌場へ向かって飛んでいく

タンチョウの給餌場「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」へ向かいます。

途中、角のあるエゾシカが雪原を走っていきます。
すかさずカメラを向けてシャッターを切ります。

しばらく行くとネイチャーガイドSさんが車を停め「ヤマセミがいます!」
窓を開けて双眼鏡で探します「いたいた!」初めて見る美しい斑点模様。
私はフジノンの8x32を持ってきましたが、ネイチャーガイドSさんの双眼鏡にスワロフスキーのマークが見える!
カメラを向けてズームをしても200㎜では足らないな~。

「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」に到着。ここは近くに見ることができます。

中央の2羽はつがいで雄が「コォー」となくと雌が「カッ、カッ」と応える鳴きあいという行動だそうです。この鳴きあいの声は採れませんでしたが、タンチョウの声はこちらでどうぞ!

そして次のポイントへ移動します。 車を止めて少し歩いた先にいたのは「エゾシマフクロウ」。

200㎜望遠

夜行性のため昼間はほとんど動かずにじっとしているようです。
フィールドスコープで覗いてみます。

iPhone手持ちコリメート
iPhone手持ちコリメート

これはふわふわで何ともかわいい!!
これは「どさんこ」の放牧ですね。

11時頃にSLが通過するポイントへ移動します。車を止めて線路近くへスノーシューで歩いていきます。
スノーシュー初体験!
背後でキツツキが木をつつくドラミングが聞こえましたが、姿を見つけることはできませんでした。

この先に線路があり、ここでカメラを構えて待ちます。ここは「サルルン沼」という凍った沼の上に30㎝程雪が積もっていてストックを突き刺すと氷に当たります。
きました~動画でどうぞ。

警笛を鳴らすまで我慢できず~

C11蒸気機関車が5両の客車を引いています。ツアーの何人かが乗っていると聞きました。SLを見送りきた雪原を戻っていきます。

私の前を歩いていくネイチャーガイドのSさん

次は少し移動してスノーシューは付けずに膝までうずもれながら「やちぼうず」を見に行きます。昔読んだ「釣りキチ三平」が釧路湿原で巨大なイトウを釣る時に出てきて、これも見たかったものです。

この「やちぼうず」に腰かけてネイチャーガイドのSさんがお茶と自信が焼いたジンジャークッキーをいただきました。 星見の時もそうですが、外でのお茶のひと時はなんとも優雅で至福の時間です。

さっきフクロウを見たところで上空にオジロワシが5羽ほど飛んでいるのを見ましたが、「オオワシ」が見られるかも~のポイントへ移動します。はたしているかどうか~。 キツツキの仲間「アカゲラ」がいましたが双眼鏡で見ているうちに飛んで行ってしまいました。そして「オオワシ」発見!しかし遠い!フィールドスコープでもこれが精一杯。

iPhone手持ちコリメート

しっかりフィールドスコープで観察しました。鋭い目つきで獲物を探しているような感じがします。

すっかり満足し、あとはホテルに戻るだけです。
13時くらいまでの予定が1時間もオーバーして色々見せていただいたクスリ凸凹旅行舎のSさんに大感謝です。Sさんはとてもそうは見えませんでしたが現在68歳で70になったらガイドはやめるとおっしゃっていましたので、もし釧路湿原のすばらしさを見たい方は早めにおとずれてSさんにガイドを依頼されることをお勧めいまします。感動すること間違いなしです!

ホテルに帰って着替えて釧路駅まで歩いてバスガイドの「自称吉永小百合」さんおすすめの「いわしのほっかぶり」という押しずしらしきものを買ってお昼にしようと思ったんですが、残念ながらやはり売り切れていました。仕方なくフィッシャーマンズワーフ「MOO」へ歩いて釧路ラーメン魚醤味を食べ、北海道へ来たら寄らなければいけない「セイコーマート」で軽く夕ご飯になるものを買ってホテルに戻りました。

そして夕暮れ時に美しいといわれる「幣舞橋」へ行ってみます。

COOLじゃないよなぁ~VERY COLD!!

上弦前の月が高いところにあり、風が冷たい! とっととホテルに戻って早く寝よう!

三日目に続く~。


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