新年初観望会(ZTF彗星を見る)

観望会
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1月21日、今年初の新月期ににタイミングよくZTF(C/2022 E3)彗星が明るくなってきているのでそれを目的に「気ままに星空観望仲間 新年初観望会」としてホームの元気村へ出撃しました。
昨年は料理長が自らうすと杵でついた美味しいぜんざいを用意していただけましたが、今回は遅くなるとのことでしたので私が既製品のあんこ2㎏・餅2㎏と大鍋を準備して20人分想定のぜんざいを準備しました。
到着するとすでにすでに機材がいっぱい展開され、66㎝を頭に50㎝・45㎝・40㎝・32㎝・30㎝のドブソニアン、10㎝クラスの双眼望遠鏡が3台ほかと豪華な顔ぶれ!  私のドブはきっと必要ないだろうと鍋と記録のための撮影機材だけ持って行って正解だったような布陣ですね~(笑)

カノープス

今年はまだカノープスを見ていないので9時過ぎに見晴らしの良い「カノープススポット」へ見に行きます。雲一つない快星なのできっと出から没まで見られそうです。

矢印のくぼみからカノープスが現れ、山の稜線に沿って昇ってくるんですが頂上が越えられずに少しの間隠されます。その数分後に頂上の右側に出てきたカノープスは鉄塔の真ん中あたりを通過して西に沈んでいきます。その様子を捉えるべくカメラをセットし、カノープスの出現を確確認してカメラを残して観望場所に戻っていきました。

お茶会

夜食のぜんざいの準備をします。

まわりに甘い匂いが漂うと、もう皆さん望遠鏡そっちのけでテーブルやいすの準備をしてお茶会会場があっという間にできてしまいます。

「うめぼし忘れた!」って言うと「塩昆布あるよ~」って出てくるし、皆さんよく鍛えられています!
ここに集まるメンバーの半分はこの「真夜中のお茶会」が目的のようです~ウソデス。
遅れてきた料理長手作りの干し柿や、遅れてきたISS友Mさんの差し入れのわらび餅も美味しくいただきました。お二人にはぜんざいを残しておく配慮がなくてごめんなない~。

2つのZTF彗星

そうこうしているとカシオペア座にいるもう一つのZTF(C/2020 V2)彗星が高度が下がってきてしまいそうなのでR200SS・800㎜直焦点で1枚撮っておきましょう。

約10等級で小さいながらも右下に尾が出ているのがわかります。
そしてもう一つの話題になっているZTF(C/2022 E3)彗星が夜半過ぎに観望場所西の端からもやっと見えてきました。

真ん中のにじんだ星がそれです。ちょうどこの位置は街灯が目に入って見辛い位置ですが双眼鏡ですぐに見つかりました。
その1時間後望遠鏡が並んだ位置からも見えてくるとすべての望遠鏡がそちらへ向きます。
そして私のカメラがとらえた姿がこちらです。


真上にダストテール、右上にクネッとした薄いイオンテール、そして左下へアンチテールがわずかにわかります。 これが50㎝でじっと見ていると見えてくるし、写真では白く飛んでしまっていますがコマの中でキラッと白く輝く核が実に美しい。これはやはり大口径ドブならではの「素晴らしい景色」そのものです。眼視では素晴らしい尾を引いた姿には見えませんがわずかに見える尾や色について皆で「そうだよね~右下に尾があって反対側にもなにかあるよね~」「やっぱ緑っぽいかなぁ」ってワイワイ言いながら頭の中にイメージができてくるのが楽しいものです。

ズームアイピース

この日もう一つ楽しかったのは超高級ズームアイピースの見比べでした。
ライカ・スワロフスキー・コーワプロミナーのズームです。

どれも素晴らしく甲乙つけがたいものです、っていうか差がわかりませんでした。
双眼望遠鏡に左右違うアイピースを入れて焦点距離を合わせると、違和感なく普通に一つに見えてしまうし、片目づつ見るとやや視野の広さが違う程度でどれも周辺までシャープそのもの。
私もナグラーやハイペリオンズームは使いますが、これらのうち1つ欲しくなりそうです。

一晩中立ちっぱなしで3時過ぎにさすがに疲れて撤収としました。
その時には彗星はここまで高くなっていましたが~実はまだ電線の中を通過していました。

気温は氷点下7度でフロントガラスは美しく凍っていました。

月が太くなる前の今週末、より地球に近くなるZTF彗星をもう一度見ておこう!

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