ポストフレアループ

太陽
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ここ2~3日は多くのフレア発生のメールが届いていて気になっており、中にはM8クラスのフレア発生というものもありました。

大鹿村で車中泊をして、帰ってきたその日は月齢1の月から夜中の木星まで見て~翌日は早く起きれるわけがありません。しかし頑張って起きて太陽を見るべきでした。
お昼前に目が覚めTwitterを覗くと何やら見たことがないようなプロミネンスの写真が上がっている!
太陽の縁でフレアが起きた時に発生する「ポストフレアループ」だ!
5年程前の天文ガイドの表紙を飾った見事なループになったものを私は太陽望遠鏡で見ていた記憶が一瞬で蘇ってきました。この時は「なんだ?これは!」と思い、「To You Cam」だったか「Nex Image]だったかを使って写真を撮ろうとするも写真駆け出しの私にはこれを残す技術が残念ながらありませんでした。
蘇ってきた記憶のようなきれいなループになるかもと期待しつつ、なんとしても見たいし記録に残したい! 大急ぎで赤道儀のカバーを外しLUNT60を載せて覗いてみます。
前日仲間からLineで大きなプロミネンスが出ていると知らせてもらっていました。その背の高いプロミネンスも健在でそこから90度程離れたところの太陽の縁に白く光る活動領域3088群が盛り上がってギリギリ見える! ここでMクラスのフレアが起きていたのか~おお!活発に吹き上がっている!!何度も雲に隠されながらも何とか確認ができました。

右中央やや下に見えるプロミネンスがポストフレアループ

拡大してみると動きがわかります。

11時56分
12時14分

1分間隔で60回撮影してプロミネンスの動きを見てみようと準備しましたが、雲が多くほとんど撮れませんでした。しかしこの11時56分と12時14分の2枚だけでも十分に動きが見えると思います。
また、左向きに強く噴き出すように見えているジェットはサージかな。

このあと太陽は雲に隠れてしまい確認することはできませんでした。
あ~もう2時間早く起きればしっかり楽しめたのになぁ~。これからの太陽活動に期待しましょう。

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