23日は空はクリアでしたが北西の風が強く星が瞬いています。20時頃にアンタレスの伴星を見ようと望遠鏡を出してはみたものの気流はメロメロで倍率が上げられませんでした。それでも200倍で時折チラチラと見えていました。天気の崩れはないので望遠鏡はそのままにして2時に目覚ましをかけて寝ました。
24日未明、目覚ましで起きてベランダに出てみると薄雲はあるが北西風はすっかり収まっていました。
まずは望遠鏡を土星に向け、アイピースを覗くとピタッと止まって見える!あれほど揺れまくっていた気流が寝てる間にここまで落ち着くとは~あまり期待していなかっただけに一気に目が覚めました。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/07/Saturn2022.7.24..jpg)
土星はそこそこに木星に向けます。
大赤斑がないのが残念ですが、連なった白斑が見事です。 しかしベストな気流の時にはかないません。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/07/2022.7.24..jpg)
火星はまだ上の階のベランダの影で望遠鏡の射程に入るのに1時間くらいかかりそうなので、木星の自転を撮ってみましょう。
注意!ちょっとザラザラになってしまったので1mくらい離れて小さい画面でみてください!!
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4時前にやっと火星が射程に入ってきました。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/07/Mars_2022.7.24.jpg)
南極冠が小さくなり、大シルチス・ヘラス盆地が正面に来ています。もっとも火星らしく見える位置ですが、さすがにまだ8秒角と小さい。 今後どんどん地球に接近し、大きく見えてくるのがたのしみです。
楽しみと言えばもう一つ!
ZWOの最新の惑星用カメラASI662が届きました。今使っているASI290から2世代の進化のほどが楽しみです。
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![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/07/D1CD2EBF-550C-408D-8968-812C4C31BC23-1024x768.jpeg)
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惑星屋さんの方々はすでにテストを始めておられるようですが、私のPCでそのままでは動きませんでした。Firecapture2.6を2.7にヴァージョンアップしてドライバーを入れたら無事に動きました。
さて次の週末に晴れたら試してみましょう。
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