ISS木星面通過

国際宇宙ステーション
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夜明け前の木星や火星の高度が高くなってくると期待したいのが~ISS国際宇宙ステーションの惑星面通過です。月や太陽の前をISSが通過することはたびたびありますが、それに比べると惑星に重なるのは非常にまれで、しかもちょっと行ってくるという程度で行ける範囲になるともっと少なくなります。
そんな願ってもないチャンスがやってきました。
下の予報で木星面通過が7月13日4時21分、土星面通過が7月16日3時33分、です。
というわけで7月13日の木星面通過を狙います。

月や太陽とISSが重なるときには幅3km程度のライン上なら月や太陽のどこかに重なったISSを見ることができますが、惑星の場合はこの幅が100mほどになってしまいます。そして大きな惑星の木星ですらISSの見かけの大きさより小さいくらいです。
まずはこの予報線をたどりながら駐車できて機材が展開できる場所を探します。また、せっかく場所を見つけてもちょいちょい修正が入り、また探し直しになったりもします。そして今回はこの位置に決めました。

左の青い線が中心線、赤い線がここまでならギリギリかすりますという南北の限界線です。
そして私が選んだのが右の地図の茶色の部分で青い線の上にあたるところです。ここなら今度こそ木星のど真ん中を通過するはず~と期待をしました。
前日夜にはまだ雨が降っていましたが、GPV天気予報はどんどん上方修正され、3時頃から晴れてきそうな予報を出しています。それに期待して雨がパラパラする中、機材を積み込み、目覚ましをかけて早めに寝ます。

2時20分に目覚ましが鳴り、外を見ると西の空に月が輝いています。
早速着替えて予定の場所へ出かけます。今さら予報がずれていると困るので、もう予報は確認しません、行くのみ!
15分ほどで現地に到着し、現地の条件を確認します。北極星も見え、1時間半後まで障害になるものはない、良しここで決定! 少し離れた有料駐車場に車を入れ、台車に機材を載せて移動します。

こんなオブジェがありました。

雨が止んだばかりで霧が流れるような凄い湿度ですが、かまわず準備します。
EM-100赤道儀にミューロン180とBORG71FLを搭載します。
ミューロン180は2倍バローとADCとフリップミラーを付けた惑星用そのものに、ZWO ASI174MMでモノクロ動画撮影をします。
BORG71FLは1.4倍エクステンダーをいれ、ZWO ASI290MCでカラー動画撮影をします。

さて、準備ができたところで時間があるので、ピント合わせをしながら木星と火星を眺めてみましょう。

今シーズン初の火星です。 まだまだ7.6秒角と小さいですが極冠と大きな模様は見えています。

木星は大赤斑が出ていることもなく、衛星の影があるわけでもなく普通ですね。
そうこうしていると4時を過ぎISSが見え始めるまでもう少し!

iPhoneアプリでISSの通過経路を確認すると木星の少し左を通るように表示が出ていました。しかし本当は木星に重なるのです!!

こんな感じで木星を見上げると「来ます!」両方の録画を開始!!
まずはBORG71FLの動画から。

一瞬で通過していくのが見えましたか? これだけ拡大するだけでこんなに速いんです。
少しゆっくりにしてみます。

どうです?これならしっかり形もわかるし、木星に半分重なっているのがわかりますよね~。

さてメインのミューロンの結果は? こちらです!

拡大率が大きいので3フレームしか写っていませんでした。その3フレームを比較明合成しました。
その3フレームのうちの快心の1枚がこれ!

ええ~これ~? ISSがどんな姿勢になっているのかよくわかりませんね~。 このあたりの画像処理とやらが今後の課題かなぁ~。まあ記録としてはこれで良し!! 
土曜の土星面通過も晴れてくれないかなぁ~。

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