さそり座δ星ジュバの食

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7月10日22時10分頃(地域によって差があります)さそり座δ星ジュバ(2.3等級)が月の影の部分から潜入し、23時25分頃に月の明るい縁から出現する予報が出ていました。
残念ながら昨日午後から名古屋は大雨で、今日も分厚い雲に覆われていました。
全く期待をしていませんでしたが19時頃から雲が切れはじめ、20時にすっきり月が見えてきました。
おやおやと思い望遠鏡を準備をして月に向けてみると、まだかなり離れた位置にジュバが見えていました。
とりあえずは先日届いたSVBONYの30㎜アイピースを使い215倍双眼で月面散歩です。(2.3倍のエクステンダーが入っています)

安価な双眼装置に安価なアイピースの組み合わせですが、以前使っていた高価なデンクマイアのデンクⅡよりピシッと像が一致して色付きもなくきれいに見えるのは気のせいだろうか~(笑)。デンクⅡのパワースイッチは最高に使い勝手が良かったのは確かですが。
この時期の月齢11くらいの月は非常に高度が低く、あまり気流はよくありません。
しかしまだ、時間はたっぷりあるので写真を撮りましょう。
カメラはZWO ASI174MMに近赤外フィルターで撮った動画から。

5000フレーム撮り30%をスタックしてできたのがこの写真です。

左の虹の入り江かた中央右のプラトー、アルプス谷のこの景色はいつ見ても美しいと思います。
そしてついついプラトーの中の小クレーターがいくつ見えるか気になってしまいます。この時は双眼装置で両目で見ていましたが3つ見えていました。
主な地形を書き込んでみました。

ここから少し南へ下がって月面中央あたりのコペルニクスへ望遠鏡を向けてみます。
この動画の後半は雲がかかってきて暗くなってしまいました。

しかし何とか画像にできました。

ほんの1時間ほど晴れていただけで、すっかり雲に隠れてしまいました。
その後は、たまに雲の隙間があったり、雲が薄くなったりしましたが、さそり座δ星ジュバの潜入時間には全く見えなくなってしまいました。 出現も怪しいだろうと判断して撤収しました。

私はこのを「月の地形ウオッチングガイド」を参考に月面を楽しんでいます。残念ながら現在は廃刊になってしまったようですが、中古とかでも見かけたら手に入れておいても良い1冊かと思います。
検索すると同じようなガイドブックが出ているようですね。 

そしてこれは40数年前に買った「月面フォトアトラス」当時高校生だった私にはこの本の3000円は清水の舞台から飛び降りるほどの高価な本だったに違いありません。いまだにすごくきれいな状態を保っています。
箱に入っていてフォトアトラス本体と写真解説の2分冊になっています。

写真解説にはスケッチを盛り込み詳しく説明があります。

さそり座δ星ジュバの食から話がかなりそれましたが、半世紀近く前の月面解説を見ながら、半世紀前のニコン8㎝で月を眺めるのも良いかもしれませんね!

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