前回の続きで、セレストロン80㎜20倍双眼鏡の付属のチープなバッグがクタクタでいかにも安っぽいし出し入れがしづらくてどうも気に入らない。
双眼鏡の形になった梱包材をアルミケースに入れれば簡単なんですが、それでは嵩張ってしまいます。
スチレンボードかプラ段で枠を作ってチープなバッグに入れればセミハードケースのようになるかも!
そういえば物置に断熱に使ったポリカーボネートの残りがあったはず~と見に行くと、ちょうど良い大きさのものがありました。
これをバッグの内寸キチキチの300㎜x240㎜x110㎜の箱になるようにカットします。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/02/17590BD6-1889-40AA-9265-208004D28A91-1024x768.jpeg)
そして折り目をつけて折って箱にします。切り口は鋭くて手を切りそうなのでガードをします。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/02/A1C514E4-0CC8-4BD0-BD34-B589AE436817-1024x768.jpeg)
本当にキチキチなのでバッグが破れそうですが丁寧に押し込みます。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/02/C38DBC13-C3F3-4224-B424-0B7CBB2736D0-1024x768.jpeg)
おお~入りました。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/02/9E9F25C1-DEC0-4CE3-B767-787CE7840AF3-1024x768.jpeg)
双眼鏡もぴったり入ります。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/02/6815CB87-0A46-4A86-A986-8185123ABEF8-1024x768.jpeg)
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/02/BE2B5550-63EC-45F0-A5FF-58C6513C5AC7-1024x768.jpeg)
これならベルトを持った時にもクシャっとならずに良い感じのセミハードケースになりました。
素材はポリカーボネートなので非常に丈夫です。
さてそこでこの双眼鏡のスペックです。口径は80㎜で20倍はレンズはマルチコートで防水性もあるようです。見かけ視界や実視界はどれほどのものなんでしょうか。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/02/3272DD4F-9D7A-4753-874C-8500C5E57B16-1024x768.jpeg)
このように表記されていますが、視野の表示は〇〇度と認識している日本人にはいささか不親切です。取扱説明書も英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語で日本語はありませんでした。ということは基本的にはヨーロッパをターゲットにしているのでしょうかね~。
実際に覗いてみると見かけ視界は、かなり広くぱっと覗いただけでは視野環が見えないように感じるほどでした。
ちょっとググって見ると「双眼鏡 実視界/1000m視界 → 見掛け視界 変換」というサイトが見つかりました。ここにその双眼鏡の倍率と1000m視界を当てはめるとこのように出てきます。
![](https://taizo.space/wp-content/uploads/2022/02/名称未設定-1.jpg)
なるほど、実視界3.7度、見かけ視界66度とかなり広くて気持ちよく覗けそうな双眼鏡と思えてきました。
おそらくこれより広いとまわりが歪んで気持ちよく覗けなくなり、ちょっと動かすとめまいを感じるような違和感のある見え方になってしまいそうな気がします。
望遠鏡のアイピースも個人的には視野環がぐるっと見えたほうが覗きやすく感じますので、100度のイーソスより82度のナグラーが好みです。
次は暗い空で楽しく覗いてみたいものです。
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