ふたご座流星群(前編)

遠征

今年のふたご座流星群は12月14日16時頃が極大との予報が出ていました。
13日夜から14日未明にかけて見に行こうと考えていました。
14日2時くらいまで月齢10の月があり、またいつもの元気村は寒そうなので三重県南部の伊勢志摩へ出かけました。
かなり気温が下がっているので雲がなければ「だるま太陽」も見られそうで東の水平線が見える市後浜を候補にしました。
松阪在住のIさんに情報を聞くと、「一緒に行きましょう」ということになり現地で合流することになりました。
13日仕事を終え、夕食・入浴を済ませて赤道儀とカメラとリクライニングチェアを積んで出かけます。

カメラはEOS80D+バッテリーグリップ、Kiss5X(天体改造)+バッテリーグリップ、α6300の3台とトキナー11~16 F2.8ズーム、サムヤン8㎜ F3.5魚眼、シグマ30㎜ F1.4、Meike6.5㎜ F2 円周魚眼、200㎜F2.8とリモコン。赤道儀はタカハシSPACE BOYの軽装備。

1時過ぎの到着を目指して、22時半ごろに自宅を出発しました。
多気パーキングエリアまで来たところでIさんから連絡「市後浜はナトリウムの街灯が多くてダメです」とのことでいつもの「ともやま」に変更。昨年のふたご座流星群もこの「ともやま」で見ており罠にかかった猪が一晩中ガチャガチャ暴れていたことを思い出しました。

1時半ごろに現地に到着するとIさん親子はすでに到着していて、ありがたいことに30㎝ドブで観望をしていました。
私も早速カメラの準備をしました。とりあえずはKiss5Xにサムヤン8㎜をつけてISO6400・絞り解放で30秒露光、EOS80Dにトキナーズームを11にしてISO6400・絞り解放で30秒露光の2台を念のためレンズヒーターを巻いてSPACE BOYに乗せて放置します。
おっと!撮影を開始する前に-5等級程度の明るい火球がオリオン座の右側を長く流れました。

中国・オーストラリア・アメリカの日食に持って行ったSPACE BOY
このリクライニングチェア首が楽ちん!

名古屋市内の自宅を出るときは4度だった車の温度計がここでは深夜にもかかわらず6度とやはり温暖で手袋やカイロ・電熱ベストも要らないほどです。
月が沈むとやはり空は暗い!かなり暗い流星が見えます。
ゆったりとリクライニングチェアで眺めていると1時間当たり30個は優に超えそうな感じです。
しかし望遠鏡があると覗きたくなってしまいます。Iさんに次々とリクエストすると実に導入が早い、ほとんど星図も見ることなく次々と見せてくれます。
ハッブル変光星雲、トールの兜(ミジンコ)、ミルクポット、モンキー、メデューサ、M35とNGC、線香花火、子持ち銀河、ひまわり銀河、マルカリアン、M3などなどさすが人力自動導入(笑)

さて肝心の流星はどうかというと、赤道儀に載せたカメラ2台はどちらも400枚弱の写真が記録されていてたくさんの流星が写っていました。

Kiss5Xとサムヤン8㎜魚眼の組み合わせで写っていた流星を比較明合成してみました。
真ん中にふたご座があり、左下にオリオン座、右上に北斗七星が写っていてかなり広い範囲を撮っていたことがわかります。
そしてふたご座に近いところの流星は短く、はなれると長くなりふたご座あたりから噴き出すように流れている様子がわかります。
輻射点がふたご座にあり「ふたご座流星群」といられる所以です。

ふたご座流星群のもととなる塵(ダスト)をまき散らしたのは小惑星フェアトンと言われています。このフェアトンは小惑星に分類されていますが、過去に彗星のような活動をしており大量の塵(ダスト)を公転軌道上にまき散らしていたのでしょう。そこを地球が横切るたびに流星群となって我々を楽しませてくれるわけです。

帰りにだるま太陽を見ようと市後浜へ寄りましたが低空に雲があり断念。
日の出を見ることなく伊勢西まで走り、高速に乗って最初の多気パーキングエリアで力尽き荷台の寝床でお昼まで爆睡でした。

α6300で撮っていた写真と動画は次回に。



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