昼間のISS月面通過

国際宇宙ステーション

2021年10月30日(土)午前9時46分15秒に知多でISS月面通過の予報がありました。
通過条件も天気も良さそうなので前日に赤道儀2台・望遠鏡3台・カメラ3台と眼視用のフィールドスコープを積み込み、6時半に目覚ましを掛けました。

今回の場所は以前にISS太陽面通過の時にも使った墓地の駐車場で、ここはきれいなトイレもあるし自販機もあってありがたい場所です。
ISSは非常に明るいので通る位置が特定できれば昼間に双眼鏡でも見えます。

今回の機材はEM-100赤道儀にFC-125+2倍バローとBORG71FLを搭載し、どちらも一眼レフで動画撮影をします。
もう1台の赤道儀はSPACE BOYにミューロン180を乗せ、ZWO ASI 174MMで撮影します。
眼視がここには写っていませんがSV-BONYの56㎜フィールドスコープで27倍で見ます。

申し分のない天気です。
お墓参りの方が何人かいらっしゃって、その都度「何が見えるんですか?」と聞かれます。「月の前を国際宇宙ステーションが通過するんですよ」と答えると「へ~見えるんですか?」 うまく撮れたらブログに書きますので~と名刺を数枚配りました。見てくれているかなぁ?
その中でおひとりよくご存じの方がいらっしゃって「日本人が乗っているんですよね~」「夕方に金星が見えていますよね」と話をしていかれました。
その数分後にその方が戻ってこられて「うちは農家でサツマイモを作っているだわ、良かったらこれどうぞ!」と言って2袋渡されました。べにはるかとなるときんときとのことで、立派なサツマイモです。ISS通過前で余裕がなかったのでいただいただけでしたが、PCのモニターで通過を見ていただけば良かったなぁ~と反省。

左がなるときんとき、右がべにはるか。

その方が言うには炊飯器に水を200㏄と塩を少々、玄米モードで炊くと絶品だと教えていただきました。早速おいしくいただきました、ありがとうございました。

さて、そうこうしていると9時45分、携帯電話で時報を鳴らしてすべて録画開始です。
まずはBORG71FLの動画です(再生ボタンを押してください)。月の上をかすめて通過するのが見えるでしょうか?

これを写真にするとこうなります。ISSの間隔は1/30秒なのでいかに早いかがわかります。

続いてFC-125+2倍バローの動画です(再生ボタンを押してください)。
こちらは月全体がギリギリ入る画角ですがトリミングしました。
一瞬で通り過ぎますのでまばたき厳禁です!!時報も入っておりますので46分15秒当たりで通過します。

これも1/30秒間隔のISSですが、月の虹の入り江の上を通過し、ISSの形も太陽電池パドルの色も見えています。

そしてミューロン180で強拡大で撮っていたものはこちらです。

残念なことにISSは完全に露光オーバーで真っ白になってしまいました。
これはいつもISSを強拡大で追いかけているときの撮影条件を基準に考えていたわけですが、直前に2倍バローレンズを外していたにもかかわらず、撮影条件はそのままだったためにこのような結果になってしまいました。でもまあちゃんととらえているから良し!です。 

今回は予報よりやや北を通過したため、見ていてギリギリでスリリングでした!
十分満足のいく結果確認していると、5歳くらいの孫を連れたご夫婦が通りかかり昼間の月を見ていただきました。子供の記憶の中に「月を見た」ことがのこるといいなぁ~と思いながら撤収しました。

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