惑星いろいろ 8月27日・29日

太陽系

先週末から名古屋はやっと晴れてきました。
夏の高気圧に覆われて落ち着いた気流が期待できるかも!

8月27日


27日帰宅後、望遠鏡を早めに出して順応させ2時間ほどして土星に向けました。
気流はまあまあ落ち着いていてカッシーニの隙間もぐるっと見えています。

カラー
メタンバンド

続いて木星に向けます。
大赤斑が正面にあり、それなりに良く見えてはいますが最高ではない感じ。
ここで気になったのが大赤斑の左側にある黒い点です。はじめは衛星の影か?って思うほどはっきりしていたので木星の周りの衛星の並びを確認しました。影ではなく暗斑のようでした。2枚目の近赤外ではよりはっきりしています。

カラー
近赤外線は暗斑がポツンと目立ちます
メタンバンドでも大赤斑左の暗斑はわかります

せっかく大赤斑が正面にあるので木星の自転を撮ってみることにしました。滑らかに回るようにするため、10,000フレーム(約70秒)を1分間隔で30セット撮りました。ここでキモとなるのが、だいたい1分ではなくストップウオッチで正確に1分をはかります。
AS!3で40%スタックした後レジスタックスでウェーブレット処理をして1枚の画像を作り、それを30回繰り返して1秒間10コマでアニメーション化しました。ここでキモとなるのが30枚すべて同じ色あいでできるかどうかです。
できたのがこの3秒の動画ですが、1時間ちょっとの木星の自転です。木星の自転が早いのがわかると思います。

海王星にも望遠鏡を向けてみました。

きれいなブルーの面積体でしかない

天気予報は土日も晴れると言っていますので、この辺りで27日は撤収です。

8月29日

28日は天の川を見に行ったので自宅観望はお休みでした。
29日も朝から快晴で午後から活発になりつつある太陽面を見ていました。
日が傾いた17時頃から準備をしてまずは金星を導入します。空がクリアなので「あのあたり」と望遠鏡を向けると青空の中で銀色に輝く金星がファインダーの視野内にすぐに見つかりました。

半月より少し太い姿でした。
金星で同期をして水星を自動導入で導入します。
金星よりかなり太陽に近いので十分に注意が必要です。

水星も金星とおなじくらいの半月より少し太い姿でした。
ここで夕ご飯等で休憩、昼間熱せられた望遠鏡が冷えるのを待って20時から再開。

まずは土星。27日よりもっと張り付いたようによく見える!

この日は土星の衛星の動きを撮ってみました。

6個の衛星が写っていますが、20分間隔で3枚撮って重ねてみました。
内側の軌道を回る衛星ほど動きが早いのがわかるかと思います。エンケラドスより内側のミマスは土星の光芒に埋もれてしまいました。
木星も揺れが少なく落ち着いて、眼視ではウネウネとした模様が実に素晴らしく良く見えていました。
これはこの夏一番の最高の気流!!。

2021.8.29. 21:30 Camera=ZWO ASI290MC Frames captured=10000 FPS (avg.)=114 Shutter=6.097ms Gain=303 (50%) Gamma=50
L画像

私は眼視優先で写真は記録程度がモットーなので今までほとんどLRGB合成とかデローテーションはやったことがないのですが、ここまで良い気流ならばLRGBとデローテーションを試してみようとカラーを5セット、L画像5セット撮ってみました。
さあできるのか~どうなる~? 続きはまた!

この時は衛星の模様も撮れないかと思い、ちょうど並んでいたガニメデとエウロパも撮ってみました。
大きいほうがガニメデですが、何となく~それっぽく~(笑)


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