ISS天頂付近通過

国際宇宙ステーション

2021年2月6日18時30分 野口宇宙飛行士の乗ったISSが北西の低いところに見え始め、3分後には天頂付近ですばる(M45プレアデス星団)をかすめ、その1分後には南東の空でオリオン座の三ツ星の下にあるM42オリオン大星雲をかすめる予報が出ていました。少し移動すればすばるかオリオン大星雲どちらかに重なる様子が見られそうです。しかし天頂付近通過は428㎞の通過は狂(強)拡大の絶好のチャンスでもあり、それらの機材を積んで移動は大変なので強(狂)拡大を最優先に自宅で準備をしました。
まぁすばるとオリオン大星雲は多少ズレてもいいか!

狂(強)拡大はいつもの40㎝ドブソニアン+2倍バローの3600㎜/F9でEOS80D直焦点。事前にきっちり光軸を合わせます。こちらはファインダーを覗きながら追跡し連写します。

すばるのわずかに横通過はR200SS 800㎜/F4でEOS-KISS X5直焦点!しかしここで誤算。なんと横位置にするとすばる全景が画角に入らない! 縦位置なら入るがISSが少し離れたら画角の外を通過してしまう。ISSが見え始めるまで10分しかなく、もはや焦点距離半分の望遠鏡に乗せ換える余裕もなくこのままいくことにしました。 もう一つオリオン大星雲の横通過はMINI BORG50とASI290の組み合わせで狙うことに。この2台はベランダのアトラクス赤道儀に載せ動画撮影です。

18時ころから星が見えてきて3台ともピントを合わせ準備完了はほんの3分前でした。

18:30北西の空にISSが見え始めましたが、黄砂の影響かオレンジ色ぽくてやや暗い気がする。
今更シャッタースピードやISOを変更するのも危険なので事前に決めた設定どおりで、ベランダの2台の録画をスタート。そして庭に降りていき、主砲の追跡開始!ある程度の高さになってきたところから連写を始めます。 
60度くらいまでは光学ファインダーで追跡し、そこから上はファインダーまで背が届かないのでテルラドファインダーを下から覗きながらの追跡連写。そして高度が下がってきたところで目を光学ファインダーに戻して追跡しているとオリオン大星雲が視野に飛び込んできました!「あっ惜しい!」つい一人で叫んでいました。

R200SSで動画撮影していたすばる横を通過したISSはこんな感じでした。動画から1枚の写真にしてあります。左の方の星がすばるの星たちです。

またオリオン大星雲横通過を狙っていたMINI BORG50はこんな感じでした。右のモヤッとしたのがM42オリオン大星雲で、白い太い線がISSです。 

さて、最優先の狂(強)拡大の方はというと、これです!

シャッターを切ったのは803枚で、そのうち写っていたのは445枚でした。それらをつなぎ合わせて動画にするとこうなります。

何とかうまくいきました! 最高に楽しい5分間でした。

気流が良かったので、ベランダの望遠鏡を惑星用のセレストロン C11に乗せ換えて火星を見てみました。かなり地球から離れ7.5秒角と小さく暗くなってしまった火星ですがまだ十分模様が見えていました。

火星がこれだけ見えていればシリウスBもきれいに見えるはず!
わかりますか?ギラギラ光ったシリウスの左やや上にあるポチっと小さい星、これがシリウスB白色矮星です。

楽しい1日でした! 実は今日もISSの50度の通過がありますが、日没10分後なので見えるかどうか?
星が見えないのでピント合わせができないので、望遠鏡は昨日のままにしてあります。
さて、どうなるか!

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