星屋が使う双眼鏡

双眼鏡

Leupold 6x30mm Yosemite

たぶんこのアメリカ製のリューポルド6x30双眼鏡が一番よく使っています。
今ではいくつかのメーカーから6倍程度の双眼鏡がありますが、以前は天文用は7x50が定番で結構重い双眼鏡を使っていました。私もそのあたりの双眼鏡をいろいろ買い換えてきました。
6倍という倍率は手ブレが気にならず、実視界も広くお勧めの倍率です。また昼間の青空の中で金星を探すときにも使っています。 まあ原村星まつりで中古を安価で買ったものなのでだだくさに使えるのも良いところです。

FUJINON 8x32mm

標準的なダハタイプ双眼鏡で、ケンコーアウトレットで買いました。手になじみ、素直な見え方で使いやすい双眼鏡です。ドライブ中にも車を止めてすぐに使えるように車に置きっぱなしにしています(双眼鏡のためには良くないのでマネしないように)。星見の時にも常用していますが、首から下げていても苦にならない重さで星もすっきり見え、星空を流すにはちょうど良い倍率です。

ZEISS TERRA ED 8x42mm

一度はこのロゴの入った双眼鏡が使いたかった! 憧れのZEISS!
今まで「ここぞ」という時には車に常備してあるFUJINONではなく、防湿庫に保管してあるCanonの防振双眼鏡10×42 L IS WPを持ち出していました。この双眼鏡は金額も素晴らしいですが手振れ補正が素晴らしくスイッチを押した瞬間にプルプルぶれていた星がピタッと止まり、周りの暗い星がたくさん見えてきます。対物レンズ前にフィルターネジが切ってありネビュラフィルターなどを装着できるのも魅力です。レンズのコーティングも完璧でゴーストやフレアが出ることもなく、これに勝る双眼鏡はないとさえ思っていました。しかし、「重い!ゴツイ!そのため肩が凝る」そんなわけで最近は防湿庫で留守番が多くなり、手放すことにしました。その代わりに憧れのZEISSを手に入れようとビックカメラへ。
ニコンモナーク7、コーワBDⅡ、とこのツァイステラの3つを出してもらい店内で30分ほど覗き比べ困りました。 私の個人的な判断ですが、持った感じ覗いた感じを感覚的にいいなと思ったのはコーワの双眼鏡で、次にニコン、ツァイスは最下位~買う気満々だっただけに困り、考え直そうかとその日は帰りました。
視野もやや狭く負けたと思ってもやはりZEISSが欲しい!!「明るく煌びやか見えた気がした!」
ZEISSの中では最も廉価版のエントリーモデルですが憧れの青いロゴがやってきました。

実際に使ってみて、上の台と比べると42mmの優位性は十分にありますが、その分重さは感じます。
でも「これでいいのだ!」

100年前のZEISS TELEATER テレアター パール

カールツァイスイエナ製のテレアターという金色とパールに輝く白蝶貝をあしらった高貴な双眼鏡です。
テレアターの黒で革張りのものはたまに見かけますが、こんな贅沢で優雅で美しい双眼鏡は他にはないでしょう。しかも鏡のついたワニ革のケースに入っています。これは海外のオークションサイトeBayで見つけて確か2万円くらいで落札した記憶です。
届いた商品は100年前と考えれば仕方のないことですが、状態が悪くプリズムやレンズがくもり、白蝶貝を貼り付けているボンドが劣化し砂のようになってこぼれてくるし、そのせいで貝が変形しピントノブを圧迫して回らなくなっていました。貝が剥がれ落ちてなくなっている個所もありました。
これではどうしようもないので再生するため、ある方にオーバーホールを依頼しました。
白蝶貝が欠けてしまっていたところは新しいもので作っていただき、戻ってきた金とパールのCARL ZEISS JENA  TELEATER 3×は蘇り、覗くと近くから遠くまで透明度が高く気持ちの良い見え味です。
100年前に貴族のご婦人がオペラ鑑賞に使っていたのか、またはお茶を飲みながら庭の木々を眺めていたのか、どんな使われ方をしていたか想像しながら覗くのも一興です。
他のブログで見た言葉をそのまま引用させていただくと、
「残念ながら、今の時代においては、これほど趣味性が高く、品性があり、造りが丁寧で精巧な、極めて高い質感を有した、そんな製品は存在しない。」
まさにその通りで、大事な私の宝物です。


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