8月29日は惑星に好条件だった

土星
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木星

7月は晴れた日が少なく、8月になって晴れはするものの気流が非常に悪い。 GPV天気予報をWindyを見ながら晴れて気流の良い日を待つことに。 8月28日気ままに星空観望仲間のメンバーの刈谷と春日井から「今日は気流がすごくいい!」とラインで連絡がありました。 その時私も観望中で「?」でした。まわりはコンクリートのマンションに囲まれているせいか? 明日は平和公園の駐車場に出かけてみるか?と思っていました。 29日夕方EM-100とミューロンのセットを車に積み準備をしましたが、何か気になる。 何が気になったのかはわかりませんが車から機材を降ろし、ベランダにC11をセット。まだ明るい中、木星を木星を見ました「!昨日と違って良く見える!」出かけなくて良かった!と思ったときにISS友のMさんからHSTハッブル宇宙望遠鏡が月面を通過するとの連絡があり「ああ、これだったのか!私を引き止めたものは!」 以前にかいたとおり木星でいそがしくてHSTはカメラしか向けられませんでした。 しかし出かけていたらきっと悔しい思いをしたはずです。

この時の木星は衛星ガニメデの模様まで写っていました。 こんなのは初めてです。 

木星と土星の間に月がありましたので、月にも望遠鏡を向けてみました。

月と土星

月はどうも苦手な感じです。他もたいして上手いわけではありませんが。 そのすぐ横の土星です。

火星

土星までで一杯になってしまった500GBのSSDをあけるために大急ぎでここまでの画像処理。そしてバックアップHDDにコピーして再びベランダに戻ったのは夜半過ぎで、高い位置に火星が輝いていました。早速火星に望遠鏡を向けます。「ん~良く見える」

私の中では最高の火星だ、火星くるくると実に比べやすい。 山が山に見えるし位置関係が良くわかる。 もしかしたらそろそろ衛星フォボスとダイモスも捉えられるかも! バローをはずしカメラをモノクロに替え、ゲインと露光を上げていくと画面でほぼ最大離隔にあるフォボスが見えた! とすればよりくらいダイモスの位置も想像ができ、そのあたりを見ながらゲインを上げるとダイモスがポツンと見えてきた。しかしフォボスが火星の光芒に埋もれて見えなくなっている! この両方を見せるのが非常に難しくゲインと露光を微妙に変えながら撮影しました。

後ほど画像処理をするといろいろ条件を変えて撮ってはみたものの、どれにもちゃんと2つの衛星が光芒に埋もれることなく写っていました。 その状態では火星本体は白い光だけになっていますので、別に撮って合成しました。これで衛星が火星からどれくらい離れた位置にあったかわかるかと思います。

天王星の衛星

天王星にはアマチュアの機材でも撮ることができる5大衛星があります。しかし一番内側のミランダは暗くて天王星に近いためなかなかお目に掛かれません。 この日もPCの画面ではミランダの位置はわかっていても見えませんでした。 

画像処理で何とかミランダが出てきました。 火星同様に天王星本体は別に撮って合成してあります。ミランダとウンブリエルを除いたアリエル・チタニア・オベロンの3つは40㎝ドブソニアンで眼視で見ることができます。

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