8月1日20時12分 ISS国際宇宙ステーションが名古屋で69度・距離444kmの絶好の通過予報がありました。
Heavens-Aboveの予報がこちらです。
これは以前の自宅でドブソニアンで追跡するのに絶好のコースです。
ドブソニアンは以前の自宅に置いたままになっているので、PCとカメラを持って出勤し会社帰りに寄ることにします。
旧自宅に到着してシャッターを開け庭を見るとぺんぺん草が結構生えて、木も伸び放題なので~まずは汗だくになって草取りをして枝も少し払って、それから望遠鏡を組み立てます。
この写真の左方向から現れて、屋根のはるか上を通過して右方向へ下がっていきます。
早速光軸を調整し、北極星でピントを合わせます。北極星は二重星なのでピントがズレると伴星が見えなくなってしまいます。その動画がこちらで、右下に伴星が見え、ほぼピントは合っています。
カメラはZWO ASI174MM+BORGコンパクトエクステンダーメタルで直焦点、ISSの動きが早いのでシャッタースピードは1ms(1/1000秒)以下で準備OK! さあ~来い!!
(本当はカラーカメラを持ってきてるつもりでしたが、間違えてモノクロを持ってきてしまいました)
時間通りに北西の空で見え初め、逆光のせいかかなり暗く感じます。最高点を過ぎれば順光になりかなり明るく輝くはずです。
仰角30度を超えたあたりから録画を開始し、ファインダーを覗きながら追跡します。
ところが50度を超えたあたりからファインダーが覗けないほどの高さになり、慌てて等倍のテルラドファインダーに目を移し追跡を続行し、高度が下がってきたころにまた光学ファインダーに目を移しました。そして東の空で地球の影に入り見えなくなりました。
最高点でテルラドでちゃんと追跡できていれば良いのだが~。
その写っていたフレームをつなぎ合わせて動画にしたものがこちらです。
この動画の中から写りの良いものを取り出してみました。
高解像のモノクロでこの程度なので、もしかするとカラーカメラを持ってきていたら失敗作を作るだけだったのかも~。でも次回はカラーで試してみよう。
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