12月9日 ISS国際宇宙ステーションとCSS中国宇宙ステーション「天宮」が、どちらも絶好の条件で通過します。
特にISSには前日ロシアのバイコヌール宇宙基地からソユーズで打上げられ、6時間後にドッキングして現在滞在中の前澤友作氏が乗っています。そんな前澤さんの乗ったISSをぜひとも撮っておこうと思いました。
ISSが南東の空で見えなくなってわずか2分後に天宮が南西の空で見え始めるというなんとも忙しい予報ですが、この2つの宇宙ステーションを狙います。
ISSの通過予定は17時34分ごろ北西の空から見え初め、38分過ぎに仰角73度でISSまでの距離444㎞で通過予定です。
天宮は17時46分ごろ南西の空から見え初め、50分過ぎには仰角88度のほぼ天頂を天宮までの距離386㎞で通過予定です。
ミューロン180に2.2倍のBORGコンパクトエクステンダーメタルを追加して狂(強)拡大です。
ISS 国際宇宙ステーション
まずはISSからです。
写りの良さそうな写真は、ちょっとラジエーターパネルが白く飛んでしまっていますが、こちらです。
ISSは夏の大三角を通過していきました。
きっと日本上空を通過中のキューポラの窓から前澤さんは見下ろしていたのではないでしょうか~。
CSS 中国宇宙ステーション「天宮」
中国宇宙ステーション「天宮」はコアモジュール「天和」の前後に無人補給船「天舟」がドッキングしていて3つ繋がった長い宇宙ステーションになっています。そこに有人宇宙船「神舟」が地球から見てコアモジュール「天和」の裏側にドッキングしており、現在は3人の中国人宇宙飛行士が滞在しています。6か月にも及ぶ長期ミッションだとか。
中国の宇宙ステーション「天宮」はこの写真に写っている頃はISSよりかなり暗いイメージですが、天頂を過ぎて順光で太陽光が当たり始めたらISSほどではないですが、かなり明るく光っていました。
惑星
実はこの日は12月にしては非常に気流が良かったです。
細くなってきた金星はISSが通過する前にピント合わせをしながら撮っていました。
天宮が通過したのち土星を見たときによく見えていてびっくりしました。
こんなに気流が良いのであれば~ちゃんと赤道儀に載せて撮ればよかった! この3惑星はISSとCSSを追いかけた手動の経緯台のままで撮っていました。
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