7月11日は朝から日差しが降りそそぎクマゼミの鳴き声が聞こえ、梅雨あけを思わせる空でした。
早速太陽望遠鏡を太陽に向けてみます。大きな黒点は裏側に回ってしまい地味な太陽面ですが、いくつかのプロミネンスは出ていました。
右斜め上の一番目立つあたりの拡大です。
続いて左斜め下の明るいプロミネンス。
左斜め上の小さなプロミネンス。
太陽を見た後は雲が増えてきてやはりまだ梅雨か~と思う空になってしまいました。
先日作った小型赤道儀の自作ピラーがゴミ箱を被せた状態での強風に対して多少の不安があり、補強をしました。これでたぶん心配はないでしょう。
夕方から雲が切れはじめ、北西から晴れてきそうです。金星と火星が接近していて、月齢1.4の月が見えるかも! ということでゴミ箱天文台(スターダストボックス天文台に改名予定)1号2号稼働です。
C11で金星と火星、BORG71FLで月齢1.4の月と金星火星の接近を捉える予定です。
まずはC11のファインダーに太陽フィルターを被せて、太陽でアライメントをして金星を導入します。
金星はマイナス4等級と非常に明るいので太陽が出ていてもファインダーで十分に見えます。
十字線の左下に見える白い点が金星です。実際には青空の中で白く輝いてきれいに見えます。
太陽を導入する場合は危険を伴いますので、十分に注意してください!!
望遠鏡で覗くと左が欠けたこんな感じに見えます。非常に気流が悪くユラユラでした!
続いて火星を導入します。こちらも気流の影響でユラユラでピント位置が全くわかりません。見えている大きさは金星の半分以下で、非常に暗いです。ここまで気流が悪いとさすがに表面模様が見えてきません。
糸のように細い月が見えるはずですがなかなか見えてきません。早く見つけないと沈んでしまいます。
あるはずの場所を6倍30㎜の双眼鏡で懸命に探すとありました!しかし少し動かすとまた見えなくなってしまい、再び懸命に探します。位置を確認し、BORGを向けてみるもカメラのファインダー越しではなかなか見えてきません。こういう時はホント焦ります!! 少しピントリングを動かすとかすかに見えてきました!やはりかなり細くややピントがずれると見えなくなってしまいます。
ギリギリ間に合いました!この数分後に雲に隠れ見えなくなってしまいました。
金星と火星の接近を確認しようとBORGを金星に向けると雲があり、どちらかが隠れてしまう!
雲に隠れながらもこれも何とか両方見える1枚。(火星見えないかな~)
今日はここに月が加わるはずです。
最後に昨晩の土星を貼っておきます!
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