デンクマイア製のフィルタースイッチをNinja320で使うため、コマコレを装着して何とかなるか~と思いましたが、案の定ピントが出ませんでした。
そこまでの記事はこちらです。

ここで適当ではなくちゃんと計って次の一手を打ちます。
まずはどれだけ光路長が伸びるのか?

約90㎜です。 笠井トレーディングさんのコマコレの効果で「合焦位置が約30㎜外側になる」とありましたので、残り60㎜です。
ドローチューブを40㎜出したあたりでピントが合っていましたので、ドローチューブをほとんど出さなければ残り20㎜です。
この20㎜をどう稼ぎ出すか?

主鏡を23㎜ほど前に出せばピントは出るはずです。

主鏡セルはこのように固定されています。

これがNinja320の主鏡セルを鏡筒に固定している押しネジと引きネジです。
押しネジがM6-20㎜、引きネジがM6-25㎜です。これをそれぞれ40㎜と50㎜に変更します。
本当は50㎜ではなく45㎜が欲しかったのですが、なかったのでとりあえず50㎜にして、もう少し余裕を持たせます。

ネジを取り替えて主鏡を押し出します。

このくらいだと主鏡が20㎜程度前に出た状態かとおもいますので、引きネジを緩めて押しネジをもう少しねじ込みます。
ピント位置はこのくらいまで外に出てきました。

2インチのコリメーションアイピースでざっくり光軸を合わせます。


レーザーコリメーターでも念のため確認します。

さて、これで無限遠にピントが出るかどうか。

日が沈んだら金星と月で確認して見ましょう。

ファインダーとコマコレ・フィルタースイッチを付けるとかなりトップヘビーになり、お尻に2.5㎏のウエイトを付けました。

遠征に持って行くアイピースはこのケースに入っています。
ここに入っているアイピースですべてピントが出て欲しいところです。

金星と月で確かめた結果、ピントが出たアイピースはこれだけでした。

左からEWV-32㎜、ナグラー13㎜、SV-BONY8~20㎜ズーム、サイエンティフィックエクスプローラー9㎜、ステラビュー50㎜、これらは無事にピントが出ました。
これだけ使えればほぼほぼ大丈夫ではありますが~。
こちらは残念ながらピントが出なかったアイピースです。

左からナグラータイプ4-22㎜、ミード6.7㎜、タカハシOr40㎜です。
ただし、ナグラータイプ4-22㎜は一番よく使うアイピースなので、何としてもピントを出さないといけない!
あとどれだけでピントが合うのかを感覚的に見てみると、ほんのちょい!おそらくあと2~3㎜という感じでした。
ミード6.7㎜も同じくらい。
タカハシOr40㎜はもう少し必要な感じがしたので、これは諦めても良いとしよう。
そして見た感じではケラレはないように思われましたので、ナグラータイプ4-22㎜が使えるようにするため、なんとかあと5㎜主鏡を前に出してみようと思います。
ネジもステンレスの方が良さそうなので、ステンレスのさらネジ50㎜・60㎜調達して来よう。
使ってみて何かしらの不具合があれば、その時は接眼部を低いものに交換しないといけないのかも~ですね。



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