新年初観望会

星空
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2026年1月17日~18日「気ままに星空観望仲間」の新年初観望会をホームの旭高原元気村で開催しました。というほど大袈裟なものではなくただメンバーがいつも通り「いくぞ~」って集まっただけです。しかし久しぶりに10名を超えるメンバーが集まり、寒くもなく楽しい一晩でした。

主砲の40㎝ドブソニアンを積み込み、今日はアイピースもケースごと全部持ち出し、15時半に出発しました。
到着して機材を準備していると斜鏡が変な方向を向いている! まだ明るいのでしっかり光軸を合わせなおして準備万端。

Ninja3兄弟!

暗くなるころには今日のメンバーがそろい、集まってきた機材はNinja500の50㎝ドブソニアンを筆頭に45㎝ドブソニアン、40㎝ドブソニアンが3台、32㎝ドブソニアン、TOA-130双眼望遠鏡など眼視に特化した機材ばかりで、これぞ「気ままに星空観望仲間」です。

まずは土星の輪がリング状に見えるかどうか、ポンセットに載った50㎝600倍をもってしても残念ながら明確には見えてきませんでした。
海王星の衛星「トリトン」これはかろうじて1時方向にチラチラと見えていました。
DSOはまずエリダヌス座の惑星状星雲NGC-1535別名クレオパトラの瞳、高倍率でなんとなくアーモンド形で構造が見えてくる。
続いてうさぎ座の赤い惑星状星雲IC418別名スピログラフ、高倍率だとわかり辛いが倍率を下げると中心星の周りがピンク色っぽく見えてくる。
トラペジウムは5個はすぐに見え、6個目の位置を確認するとチラチラと見えてきた。
M31、M42はTOA双眼望遠鏡の独断場というほどの美しさと立体感! 私の40㎝に双眼装置を付けてM42を見るもTOAの美しさを見た後ではかなり色あせて見える。
馬頭は見えるか? まずはオリオン三ツ星の一つ「アルニタク」から「燃える木」を見ながら馬頭星雲の位置を特定し、アイピースをHβフィルター付けたプローセル26㎜に替えて覗いてみる。視野の左に目印の星3つがあり、視野の真ん中に散光星雲がわずかに見えてくるが、馬頭の切れ込みが見えてこないなぁ~ダメだ次!
アイピースをナグラータイプ4-22㎜に替えてM78を見る、ふわふわとした毛玉が見えている。
NGC2359トールの兜、我々の間では通称「ミジンコ」、これはO-Ⅲフィルターではっきり浮き上がった姿はお腹がポッコリとしたミジンコにしか見えない。
再びTOA双眼で「冬のアルビレオ」「線香花火」を見せてもらうがどれを見ても美しい!
Ninja500でNGC2395エスキモーを高倍率で、フードのケバケバと鼻が見えるだけだった。
私の好きはハッブル変光星雲NGC2261は扇形に尾が開いた彗星だ。40㎝にソニーα7sを取り付けてISO102800、1秒露光で撮ってみる。写るなぁ~!

これは1秒露光を10枚をコンポジットしました。

21時過ぎに高台へカノープスを記録するためにカメラをISO1600、10秒露光でセットして3時間ほど放置。 それで撮影した約1000枚を20FPSで動画にしてみました。

窪んだ低いところからカノープスが現れ、稜線に沿って高度が上がってきます。しかし山頂の手前で山に隠れ、しばらくすると山の右側に再び現れます。そして鉄塔の中を通り、右へ移動し森に消えていきました。
こちらが比較明合成したカノープスの光跡です。

さてちょっと疲れてきたタイミングでメキシコ皆既日食・カナダオーロラで同室だった「同室のKさん」がコーヒーを淹れてくれ、「お茶会」の開始です。

夜半までに喫茶「同室のK」は2回営業していました(笑)

休憩したところで恒星間天体 3I/アトラス彗星をNinja400のNさんがまだかろうじて見えているという。 Nさんの説明では視野の中の細長いひし形に並んだ星の中に点々と2つの星があって、そのすぐ右上にいるというものでした。

                      Seestar S30の画像を回転して使っています

アイピースを覗くとかすかなシミが軽く鏡筒を揺するとわずかに見えるというかわかる。
Nさんの言う通り黄色の丸の位置に確認できました。
Ninja500で見るともう少しハッキリしてくる、ギリギリで見えるものは10㎝の差が大きい!
念のためSeestar S30で確認してみる。

Unknown

40分の露光でかなり伸びて写っていますが、これが40分間の移動量です。 これで見ていたものが3I/アトラス彗星であることに間違いないことが確認できました。

Seestar S30をせっかく準備したので矮小銀河Leo1を撮ってみます。

Regulus Dwarf Galaxy

レグルスのすぐ左上に写っているのがLeo1です。左上の青い何本かの筋はゴーストです。
40㎝では全く歯が立ちませんでした。もっと暗い空なら見えるのかも。
ついでにLeo2・Leo3もSeestarで~と思いましたが、どこにあるのかよくわかりませんでした。

45㎝ドブソニアンのIさんが新しくペンタックスのアイピース23㎜を購入したとのことで私のナグラータイプ4-22㎜と比較させてもらいました。M35散開星団でアイピースを差し替えて、ピント位置がかなり違うのでピントを合わせて~とやっていると差がよくわからないのが正直なところかも。しかし中心から周辺へ見ていくと、ペンタックスの方が一回り視野が広く周辺まで美しいのかもしれない。
すると御大Wさんがパラコア2入ってるから俺のNinjaで見てよ!と。確かにパラコア2の威力は凄い!が余計によくわからなくなった。

今度はM81の腕が見えているとかなんとかかんとか~早速Ninja500を覗くと視野一杯のデッカイM81がドーン! 写真を見ながらM81の中心とこの2つの星の間にわずかに腕がある!とのこと。
もう一度じっくり見ると確かにすっと刷毛ではいたような感じであるような気がする。写真を見て記憶してから見るので心眼かもしれないが、でも見えたような気になるのが楽しい。
そしてTOA双眼望遠鏡でM81・82を同一視野に入れてもらうと全く違う美しい姿が目に飛び込んでくる。
このナマの光を自分の目で見ることが眼視の醍醐味だし最高に楽しいときだと思います。

そうこうしていると腹が減ってきた~喫茶同室のKでラーメンを食べることにした。

夜中のカップラーメン旨し!

疲れてきたので最後にM51を見るもグルグルに渦を巻いた姿からは程遠い気がする。見慣れたものは条件が良かった時のイメージが容易に想像できてしまい、ちょっとガッカリ。
この観望地は西の空は名古屋・豊田の光害が天頂付近まであるし、ついに東の空も明るくなってきた感じがする。
ハッブル変光星雲同様に40㎝にソニーα7sで2.5秒露光し、10枚をコンポジット。

おお~やっぱ銀河はこんな感じに見えて欲しい、もっと暗い空でじっくり眺めてみたいものです!


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