1月9日は穏やかな快晴、日没とともに望遠鏡を準備して順応するのを待ちます。

土星
だいたい順応したところで、シーズンの終わりが近い土星をまずは見てみます。
衛星が土星の付近に3つ見え、年末より明らかに輪が太くなっているのがわかりました。しかしまだリング状に隙間が見えるわけではありませんでした。
ところが撮影してみるとしっかりリングになっていました。

リングにカッシーニの間隙の部分が少し暗くなって見えていることもわかりました。
次の輪の消失に向けて輪を南側から新しい15年が始まったんだなぁと感じました。
そして黒い点があり、衛星レアの影であることもわかりましたが、レア本体も土星面のギリギリのところにあるようでいろいろ処理をしてみましたが、どうやっても見えてきませんでした。

眼視で見えていた衛星はTitan、Tethys、Dioneでした。
ちょっと衛星の形が歪なのが気になります、光軸を確認しないといけないですね。
この時点では気流はかなり良さそうでしたが、果たして木星が天頂に来る頃まで持ってくれるでしょうか?
木星
1月10日18時30分頃に衝を迎える木星ですが、その18時間ほど前に0時頃に大赤斑がでてきて、衛星イオが木星面を通過していく予定です。その時にイオ本体とイオの影がほぼ重なって見えるはずとのことでした。はたして本当にそんな見え方をするのかどうかを確認してみます。
1月9日23時13分 大赤斑が顔を出しはじめ、イオが近付いてきています。

23時59分 木星面にイオが乗ってきました。イオの右側にイオの影が見えていて半分くらいがイオ本体と重なっています。 心配していた通り気流が悪化してきました。

1月10日0時59分 イオが大赤斑を追い越し、木星面の中央付近まで来ています。イオの影が離れているとイオ本体は見えなくなってしまうことが多々ありますが、影が半分ほど重なっているためにイオ本体が浮き上がって良く見えています。

1時29分 大赤斑とイオが離れてきました。イオがかなり浮き上がって見えています。

1時57分 いよいよイオが木星面から出ていきます。

9日23時36分~10日2時52分の3時間16分の木星の自転とイオの動きがわかる動画にしてみました。
木星の衝直前に起きたイオの木星面通過という貴重なチャンスをしっかり見ることができ楽しめました。欲を言えばもう少し気流が良く木星面の微細なところまでしっかり見えていたらなおよかったと思います。
月
気が付くと背後に下弦1日前の月が輝いていました。夜が明けて青空の中の下弦の月は見ることはありますが、暗い時間に下弦前の月を見るのは珍しいです。ということでせっかくのチャンスを記録しておきます。望遠鏡をBORG71FLに取り替えてパチリ!




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