10月23日快晴ですが、19時から友人たちと会食の予定が入っていました。もともとは18時からの予定を19時に変更してくれていました。
18時前に帰宅し、大急ぎでレモン彗星(C/2025 A6)の迎撃態勢を整えます。
時間的な余裕は18時から18時30分までのわずか30分だけですが何とかなるでしょう!

手前からSeeStar S30、その奥にポラリエに搭載したEOS6Dに16~35㎜ズーム、ZERO経緯台にニコン15倍70㎜双眼鏡、それに6倍30㎜手元に置いてあります。

すでにうしかい座のアークトゥールスが見えていました。彗星の位置はアークトゥールスとかんむり座アルフェッカの真ん中あたりで比較的探しやすい。

首に下げた6倍30㎜双眼鏡で探そうとする前にSeeStar S30が「天体を視野中心に捉えました」と言っている。「画像補正撮影を開始します」と言っているが双眼鏡で見ることを優先し、SeeStar S30は放置しておく。
しばらくして6倍30㎜の視野の中で見つけた! 淡いがモヤっとしている!!そのあたりへ15倍70㎜双眼鏡を向けるとすぐに視野に入ってきた。彗星核がはっきりしていて右上に尾が出ているのがわかる。
双眼鏡のツノ型の見口ゴムをはずして、iPhone手持ちコリメートで撮ってみる。

ちょうど双眼鏡でもこんな感じに見えている!!
2等星がやっとの名古屋市内でここまで見えるとは、もしかすると4等級より明るくなっているのかもしれません。暗い空で何としても眺めてみたいものです。
さて放置していたSeeStar S30を見ると露光時間が5分を越えて彗星が伸びてしまっている! 露光を中止し、彗星を左下に少しずらしリスタートで露光を開始する。

うわぁ~こりゃあ凄い! さすがSeeStar S30良い仕事をしてくれます。
ポラリエに乗っている6D+ワイドズームでは話にならないような気がして、EOS80D+135㎜に載せ替えてLPS-P2光害カットフィルターを付けてみる。フィルターを付けるとファインダーではほとんど位置が特定できないので、ホットシューにドットサイトを付けて、彗星のいるであろう位置へカメラを向けてシャッターを切ります。
さて、結果は?

なんだかSeeStar S30の画像を見た後では「ありゃ~こんなもんかい!!」
最後にSeeStar S30をスワン彗星(C/2025 R2)へ向けてみます。

高度が高いだけあって良い感じです。
もう3コマほど撮って終了しよう。
おっといけない!気が付けば18時30分を越えている!!ささっと5分で撤収して、予約のレストランに18時50分到着で1番乗り~遅刻しなくて良かった~。
でも本当はC11の長焦点で彗星の核を拡大して見たかった!
来週晴れたらそうしよう!!
そして1回は空の暗いところでじっくり双眼鏡で眺めよう!!!



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